パンケーキを食べずに死ねるか、と思った「下栗の里」。
天空の里。日本のチロル。日本のマチュピチュ。生きたマチュピチュ。
『下栗の里』には、いろいろな愛称がある。そこは、標高800〜1000m、最大傾斜38度の急斜面に民家や畑がへばり付くように点在する集落だ。長野県飯田市の山深い地域にある人口150人余りの里は、「日本の里100選」に選ばれている。スタジオジブリの短編映画「ちゅうずもう」の着想を得た場所だと言われ、実際、宮崎駿監督が訪れて宿に泊まったらしい。(下部イラスト参照)
好奇心を揺さぶるキーワードだらけの『下栗の里』。