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日本だけじゃない!コロナ禍に世界で売れたものとは?

コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、BEENOS株式会社は、2020年の越境ECの消費動向を振り返り、ランキングを発表する「BEENOS越境EC世界ヒットランキング2020」を発表しました。その結果をみながら、日本や世界で売れたものについて迫っていきます。
※集計期間は2020年1月1日~9月30日までで、伸び率は前年同期と比較

 まずは、日本発の世界で売れている商品を見てみると、「おもちゃ・ゲーム」が4エリアで売り上げ1位となり、ファッションなどのライフスタイル消費も見られました。これはコロナの影響で、働き方などあらゆるライフスタイルが変化を余儀なくさたためであると考えられます。

 さらに日本発の今年世界で伸張した商品を見てみると、前年同時期と比べて伸び率の高い商品は「音楽」「ゲーム」となっており、コロナの影響を受けた「ステイホーム需要」が要因だけでなく、2020年は、日本のアニメやゲーム、K-POPなどアジアから多くの世界的ヒットが生まれ、コンテンツを通じてボーダレスに世界のファンがつながった影響も考えられます。今後、5Gにより動画配信はさらに盛り上がりをみせ、日本のコンテンツ商品の消費がさらに拡大すると予想されます。


世界ヒットランキング


世界伸張率ランキング

一方で、世界発、日本で売れている商品を見てみると、従来から人気の高いカーパーツなどに加え、「おうち時間」が増えたことにより、趣味を極める消費が活発化した印象です。密を避けるアウトドア釣り自転車アイテムなどが売れた傾向が見られ、暮らしの中で海外気分を味わえるアイテムが人気を集めました。

 さらに、世界発、今年日本で伸張した商品を見てみると、2020年は外出や旅行、映画、スポーツなどの制限が多かったせいか、DVDなどの「おうち時間」を過ごすための商品が伸びました。また、家の中で過ごす時間が増えたことから、食器やペット用品など生活を彩る商品の需要も上がりました。

日本ヒットランキング


日本伸張率ランキング

いかかでしたか?
コロナウイルスの影響は世界中で広がっていることを改めて実感できたのではないかと思います。その中でも、日本のコンテンツ商品の需要は高く、世界でも評価されています。これからの成長が予測される越境EC市場、今まで外国に目を向けてこなかった人もこれを機に目を向けてみてはどうでしょうか。

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