育休明けの復職に向けて家事・育児業務の棚卸しをしてみた
12月に息子が産まれて、あっという間に5ヶ月が経ちました。
さあ、待ちに待った復職だ!思いっきり働くぞ〜〜!!
・・・と言いたいところですが、出産前と比較してやること増えすぎわろた。このままだと仕事との両立なんてとても無理では・・・!?
ということで、夫と一緒に家事・育児関連の業務棚卸しをしてみました。
*育児を「業務」ということにはツッコミあるかもしれませんが、記事の趣旨からご理解いただけますと幸いです。
1. 今ある業務をすべて書き出そう
まずは夫婦で、"今ある業務"とその"頻度"をすべて書き出します。
書き出す粒度は、一連の流れで実行できる単位がおすすめです。
たとえば洗濯であれば、「洗濯機を回す」と「洗濯機から洗濯物を出す」は、一度流れが途切れるので分解しています。
一方で、子供の「お風呂の後の保湿、ミルク(おやすみルーティン)」は一人で一連の流れで行うので、一つの項目としています。
ここで大事なのは、「こっちはこんなに頑張っているんだ!」をアピールすることではなく、現在の家庭内の業務量を正しく把握することです。本来の目的を忘れないようにしましょう。
2. 辞められる業務を辞めよう
一通り書き出したら、次は辞められる業務がないか相談しましょう。
業務改善の世界ではECRSという考え方がありますが、ここでもあるように一番効果があるのは「Eliminate(排除:取り除く)」です。
当たり前といえば当たり前ですが、一つの業務にかかる時間を減らす前に、そもそもその業務を辞められないかを考えた方が効果があります。
ちなみに、我が家では洗濯物は畳まないことが決まりました(笑)
家事代行などのアウトソーシングを使うのも良いと思います。
辞められる業務は項目ごと削除しましょう!
3. 業務の頻度を減らそう
次に、頻度を減らせる業務がないかを考えます。
たとえば、
・スーパーへの買い物を生協の宅配に変えて、週に3回から1回にする。
・掃除の頻度を毎日から週に2回にする。
などです。
多少家が汚れても死なないし、諦めも肝心です!
4. ひとつの業務にかかる所要時間を減らそう
次に、色々な便利家電やサービスを駆使して、ひとつの業務にかかる時間を短縮しましょう。
たとえば、
・洗濯乾燥機、食洗機、ルンバの導入
・食品や日用品の買い物は全部生協系の宅配を使う
・ミールキットや冷凍食品の活用
などです。
ちなみに私は洗濯乾燥機を買ってからというもの、乾燥機にかけられるものしか着なくなりました。食器は食洗機を使えるかで選びますし、家具の配置もルンバで掃除しやすいようにしています。
このように家電が働きやすいように生活スタイルを変えると効果は倍増です!
5. 残った業務を分担しよう
さて、これでかなり業務量が少なくなったと思うので、残った業務をふたりが納得のいく形で分担しましょう。ケンカしないでね〜〜〜。
6. 業務内容や分担は随時見直ししよう
一度決めたら終わりではなく、業務内容や分担はやってみながら随時見直しましょう。仕組みは作った後の運用が大事。
さいごに
ここまで読んだらお気づきかと思いますが、大事なのはこの順番で、先に業務量を減らせるだけ減らしてから分担するのがポイントです。
また、2~4のプロセスの中で、お互いの家事や育児へのクオリティへの期待値が擦り合うという副次的な効果もあります。(どのくらい部屋をきれいに保ちたいのか、忙しい日の夕食はテキトーでいいのか、離乳食は手作りしたいのか、など)
二人とも納得がいくまでしっかり話し合って決めましょう。
ちなみに夫婦の対話の重要さについてはこの本が本当に勉強になりました。全共働き夫婦におすすめしたい。
家事や育児の分担は共働きカップルの永遠の課題かと思いますが、この記事が少しでもお役に立つと嬉しいです。もしやってみた方がいれば、ぜひ感想を教えてください。