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4ハウス牡羊座の私のキロンが行き着いた果て。『こんな私をご笑覧ください』

私のキロンは 4ハウス 牡羊座にある。

ACと トライン、 MC と オポジションを取っている。

キロンが 作用していれば、 自己不全感 に陥ったり、 自分に自信が持てなかったり、人との深い繋がりを恐れてしまう。

例えば 私がキロンを超えるためには、 自分の生きる価値を 自分 のありのままの姿として再定義するところから 始めなければならない。

私のキロンを『 活かす』 ということは、自分の殻を破り、人を受け入れることをしなければならない。

普段私は、 自分に傷らしい傷を感じたことがない。

37歳の時、 歩道橋から 飛び降りて、 顔面を 粉砕骨折してしまい、 いわく 言いがたい奇っ怪な顔を経験し、 その後 いわゆる 美醜 というものから 意識が 遠くなった。

現在 YouTube をやっているが、 寝癖で パジャマを着て、 生活感あふれる部屋を映したまま、 あれこれと好き勝手 ぶちまけている。

早い話がだ。
いわゆる一般的な恥の意識 というものは 私にはない。

入浴困難で風呂に入れない ということも オープンにしている。
郵便局でも美容院でも ドコモショップでも、 精神障害者2級で あれこれできないことは オープンにしている。

私が 哲学や 思想から 大きく離れたのは、 36歳の時 今の夫と出会ってからである。

ご近所付き合いが得意になったのも、この頃からだ。

以降 私は、 世俗を 好み、俗習を 好み、 生活面からの 知的好奇心の 解放 を始めた。

そして今では、くちさが無い 八百屋のおばちゃんである。

生活面からの知的好奇心の開放というのは、 自分の持病である 統合失調症 に関して 専門書を読み 知識を得ることや、 夫の持病である 心疾患 や腎臓疾患 に関しての 専門書を読み、 生活面で 夫をサポートすることなどである。

夫と共に 血管外科で 診察を受けた時、 私は 元看護師と間違えられるほど、 夫の病気に関しての知識が豊富 になっていた。

そして、夫が入院している病棟の看護師さんたちとはツーカーの仲になっていた。

36歳以降の私は、 生活の 根幹 に 根ざした 知識欲ばかりが旺盛で、 そういったものばかり勉強してきた。

例えば仕事で言えば 漫画に必要な 柔軟性を得るため、 短歌や 俳句を読んだり、 日々移り変わる 外の自然の景色を 眺めたり、 身近な友人たち の 記した文章を読み、 友人たちに 思いを馳せたりである。

一度、 M・フーコー と谷岡ヤスジ を絡めて 文章を書いたことがあったが、 私にとっては谷岡ヤスジの『 鼻血ブー!!』 の方が 圧倒的に 私の哲学で あった。

学びたいという欲求は いつもある。

短歌一首、 それに思いを馳せ、 立ち止まり、「 ああこの感受性だ、 この感受性が欲しい」 そんな日々である。

私にとっての、キロンが 示す 欲するべきところ といえば、 今目の前にある 物事 から端を発した 知識、 生きる術、 そして人生を畳むまで の術、 そのものである。

私は人というものが、垣根なく大好きである。

私のキロンは、 AC木星水星合と トラインを結び、 MC 冥王星 合と、 オポジションの立場を取っている。

私は書き表すことが大好きであるが、 一度それを手放してしまった。
プライベートを書き記していたのだが、 やめたくなったのだ。
それで私のキロンは、 より生活の方に向いたのかもしれない。

MC 冥王星合と、 オポジションに位置する 私のキロンは、 もはや言わずもがなで、 世間体という 一般論は 私の中には全くない。

YouTube では 全く 小汚いまま、欠けた入れ歯で 寝癖のまま 白髪染めもせず、 コーヒーをこぼした跡だらけの パジャマを着て、あれこれと喋りまくっている。

私のキロンが たどり着いた場所といえば、 以前 YouTube でも話したが、

『ホメラレモセズ、クニモサレズ』

そういう人間でありたい というところである。

もう、キロン の持つ 傷という傷は、 私 にとっては 傷ではない。

ただ思う。

『 こんな私をご笑覧ください』

私のキロンが 行き着いた果てである。

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