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日々、希死念慮を越えて。

深夜0時21分。「仕事以外のLINE」が鳴った。
わたしはサイレース2錠ユーロジン2錠でやっと寝ているが、それでも入眠が困難だ。
夜10時以降は「仕事のLINEのみ」と決めている。

「仕事のLINE」であれば確認作業のLINEなので、「了解しました」で終わる。
普段やり取りしている仕事関係者であるのでそれで通じて終わるので、安心感もあり眠れる。

わたしは統合失調症という病気で精神2級だ。
朝7時起きしてブラックコーヒーを一気飲みし、そのまま仕事に取り掛かる。
近頃は、訪問介護の時間もお父さん任せで仕事している。
ぶっ続けで仕事して、夕方5時6時に希死念慮が始まり、就寝前の薬を飲む。
過度な緊張で、その日中食事は取れない。

夜7時頃、やっと睡眠薬で麻痺してきて、食事する気になれる。
希死念慮が続いていれば、頓服を飲む。
夜8時から10時、お父さんとの貴重な時間。
しかし、脳が疲弊して、わたしは悶絶している。
9時10時、布団へ行く。
このタイミングを逃したら、もう眠れない。

昨日は疲労の限界だった。
明けて今日、作画に入らねばならなかった。
肩慣らしにイラストを描いた。
どっぷり疲れた。
11時頃、過覚醒が柔らいで、やっと寝落ちた。
LINEが鳴った。
罵詈雑言吐いて盛大にキレた。

わたしは、「重度の病人」なんだ。
作品を描くことに必死なんだ。
生きている事に必死なんだ。
お父さんとの時間ですら、寛げる状態ではない。
日々、希死念慮に苛まれるわたしの気持ちが分かるか?

結局、LINEにキレて、たった30分か40分で中途覚醒し、仕事しようにも、頭も身体もどうにもならない。
明日はわたしは朝から予定と仕事でずっぱりで、外出もする。
恐らく明日は幻聴にまみれ、昼の2時には立っていられず希死念慮だな。

これが、わたしという、脆弱な生き物だ。 
それでも仕事に生き甲斐を感じ、お父さんを愛して、這々の体で生きている。

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