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ポンディチェリーってどんな街? ①フランスぽいところ

そもそも我々2人(YU子&ワタシ)がなぜ、移動手段困難なポンディチェリーにここまで執着したのか?
ワタシはともかく、YU子はかなり前とはいえ行ったことがあるのにですよ?
それは何といっても2人揃って、フランスっぽいカフェとケーキがいっぱいあるという点に、強く惹かれたからでした。
あとはYU子の教会好きと、ワタシのオーロヴィル行の希望がちょうど合致したところでしょうか。

ポンディチェリーは他のインドの州と管轄が異なっていて、ポンディチェリー連邦直轄地域の首府とのこと。
要するに元フランス植民地なので、他とは毛色が違うらしいのです。
実際こまごまと区切られている路地に沿って、これまでに目にしてきた南インドの住宅とは趣の違う建物がびっちり並んでいます。
これらをもっときちんと整備し、南国らしい木々や空色などの空気感を変え、地元民をチェンジしてみたらどうでしょう?
なるほど、フランスぽいかもしれません。
行ったことないけどな。

うわさ通り、カフェとおしゃれブティックはそこらじゅうにありました。
さすがに炎天下のオープンカフェは見かけませんでしたが、こっそりのぞいてみるとそれらしいお店ばかりです。
特にブティックらしき店はその価格の高さと、外の明るさと薄暗い店内とのギャップで、とても入る気になれませんでしたが。
そして入店しているのは、どこもかしこも欧米からの観光客ばかり。
我々東洋人はともかく、こういう雰囲気の場所はヨーロッパにもっとありそうだし、それほど珍しくないのでは?
異国にいながら自国らしきものを求める人々、ちょっとワタシには不思議な光景でした。

カトリック系の教会にも色々行きました。
YU子に連れられてあちこち見学したのですが、この規模の街にしては確かに多いと思う。
またどの教会も開けっぴろげでウェルカムなのです。
ポンディチェリー滞在中にどれだけミサに遭遇し、すみっこで参加させてもらったことか。
建物自体の風通しもよく、キリストもマリアもどこかのんきで明るい雰囲気でしたね。

ただ一カ所だけ、とてもおごそかというかスピリチュアル的というか、そこだけ異空間の場所がありました。
それが『オーロビンドアシュラム』です。
世界中の調和を願ったインド人思想家と、そのパートナーであるフランス人女性が弔われている場所で、瞑想の聖地でもあるらしい。
このお二人は次に我々が向かうオーロヴィルを建設した方々なので、もちろんお参り?させていただくことに。
でも建物に入る時のマナーや、中での参列者のふるまいがあまりにも神聖すぎて、早々に出てきちゃいましたよ。
もしかして気軽に立ち寄る場所じゃなかったかも。

近くにはその関連ショップがあって、そこはお香など香り系を主に扱ったお店だったのですが、内装といい商品デザインといいまさしく洗練の極み。
さすが元フランス領と思いましたね。
行ったことないけどな。←しつこい

以上、ポンディチェリーのフランスぽさが少しは伝わったでしょうか?
次回は逆に、やっぱりインドねというところを紹介しますね。


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