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ポンディチェリーってどんな街? ②インドらしいところ

今回は、どれだけフランスの息がかかっていようと、インドはやっぱりインドだというところをピックアップしてみますね。

とりあえず思いつく限り列挙してみましたが、どうでしょう?

  1. 歩道も車道もでこぼこで大穴だらけ

  2. 道端にもれなくゴミが散乱している

  3. 川(水路?)が絶望的に汚い

  4. バイクがとんでもなく多い

  5. 路上駐車がひどすぎる

ワタシの判定基準はバンガロールとマイソールだけですが、それでも上記の風景はインドらしさを表していると思います。

さて、ポンディチェリーですが。
道路のひどさはバンガロールやマイソールも真っ青なありさまでした。
それは道幅の狭さも関係しているようですが、細心の注意をはらわねば危険すぎてとても歩けない。
ゴミ問題も他の街と同様で、こじゃれたブティックの前にもゴミはもれなく落ちています。
それをきれいにするかどうかは、そのお店の心がけとスタッフの仕事ぶりにかかっているのでしょう。
また川(水路)は昭和?のドブ川状態なので、早急に何とかした方がいいと思う。
南国にて流れの悪い川にゴミを捨て放題だったら、どんな事になるのかは想像つきますよね?

それからインドにおける車バイク問題。
ポンディチェリーが特にひどいという訳ではありませんが、前述したようにここは道幅が狭めなのでよけいに多く感じるのかもしれません。
また狭いせいか、車よりもバイクの数が尋常じゃない。
しかもフランス流の道路整備の為か、バンガロールやマイソールで当たり前のバンプ(減速帯)がありません。
なのでスピードを落とさず走ってくるバイクが、普通に横をすり抜けるので怖い怖い。
路駐もそうです。
狭い通路に平気でむりやりバイクを止めるので、ヘタすりゃ通れず道を変えるはめにもなりました。

このような節操のなさやカオス的なところはいかにもインドらしく、さすがのフランスも手を下しようがなかったのでは。
もちろんフランスの影響を強く残している所とインドらしい場所は、ある程度分けられています。
でも普通に歩いていていきなりインドらしさ全開になると、さすがにびっくりしました。
それが顕著に出るのは、日が落ちた後ですね。
暗い道路のあちこちで、こうこうとした電灯のもと営業しているお店のほとんどは、インド人によるインド人のための軽食堂だけ。
そこにわらわら集っているのも当然インド人ばかりです。
インド風菓子パンやぱさぱさのカステラを片手に、楽しそうに大声でしゃべってい様子は、見慣れたインドの夜でした。

そうそうインドらしさといえば、それっぽいスーパーマーケットが一軒だけありました。
どこに行こうがスーパーにて、市販のお菓子チェックは欠かさないワタシ。
ところがほとんどそれらしきお店がなかったのです。
少なくとも海岸沿いおよびホテル周辺では、たったの一店舗しか見つかりませんでした。
それがまた外からは様子が見えない古色蒼然としたスーパーで、在インド歴25年のYU子もびっくり。
精算方法が独特なのですよ。
まず商品をレジで打ち金額を支払ってからレシートをもらう。
次にそのレシートを持って隣に移動、そこに座っているおじいちゃんに渡す。
おじいちゃんは年期の入った帳簿にレシート金額を書き写しハンコをぽん。
最後にまたレジに移動、レシートのハンコを確認後やっと商品を渡される。
たった10ルピーのビスケットひとつでこのやり方!
ビスケット探索に夢中で写真を撮りそこなったことを、今更ながら後悔しています。

これでポンディチェリーの街のレポートは終了です。
次はお目当てのカフェ&ケーキについて。

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