トラウマのケア

トラウマ。

昔の色んな記憶と向き合うこと数ヶ月。

なんでトラウマに向き合ってるかというと、、、、、

アレクサンダー・テクニークを学ぶうちに、
《思考が動きに影響する》ということを、これでもかというぐらい体験している。


ヤバイ…😨て不安に思ったら、
身体はぐぐっと緊張して動きが鈍くなる。

これ好き😻と思ったら、
身体は軽やかに動ける。

これはものすごくわかりやすい事例だけど、
〈身体の動きが止まる、鈍くなる〉という反応をしていたら、
その時には必ず、何か動きを止めるような思考が上がっている。


そんなアレクサンダーを、教えるという段階に進んだことで、
自分が、よりアレクサンダーを体現する必要がある。

=いつでも動ける状態に、自分で自分をコーディネートする必要があるということ。

教えるために、
アレクサンダーを体現するために、
軽やかに自由に動けるようにするためには、
私という人間の奥深くにしまいこんでいた、触れたくない「思考」に向き合わざるを得ず、自ずとトラウマと向き合うことになった、という訳で。。


まずは大学卒業後、
遡って音大時代、
もっと遡って、小中高時代、
更に遡って、幼少期……

どんどん遡ったことで、
全ての元凶が幼少期の記憶にあるらしいことがわかった。


記憶が定かじゃないけど、身体には見えない傷が確かに残っているようで、
ある記憶、ある対象を頭に思い浮かべると、
喉元が緊張し、呼吸がしにくくなり、涙が込み上げる。


少し前なら、他愛もない記憶だったものが、
「トラウマがある」と自覚したことで、今の自分には奥深くに蝕む歪みとなって身体に反応が出ている。


思い返すと、アレクサンダーのレッスンを受けたあとは、身体が本来の構造通りの動きを体感するから、すこぶる良い感じ。
だけど、日が経つと反動でめちゃくちゃ悪くなることもしばしばあった。


なんでやろ〜と思ってたけど、
最近、度々整体に通って、
脊椎のてっぺんから1番と2番にあたる、環椎・軸椎の辺りに、痼りがあることが判明。

画像1


トラウマに付随して身体に残っていた見えない傷。


私が、最近になって、意図的に、トラウマに向き合うことで、元々私の身体の奥底にあった痼りが疼き出したもよう。


アレクサンダーのレッスンで、一旦は身体のデザインに沿ったマッピングになるものの、

トラウマに付随する痼りが、アレクサンダーで重要な脊椎の最重要部に潜んでいたのだから納得だ。


今日、その環椎・軸椎のところ(左の方)にアプローチして施術してもらった。


はじめのうちは、
お鍋にしつこくこびりついたコゲのように、その痼りはビクともしない。
ただ痼りとしてググググと強い固まりがあって動きを鈍くさせているのはよくわかる。


施術してもらってるうちに、やっと少しずつ痼りが解けていく。


その間中、
左の環椎・軸椎あたりは、

もう…
半端ない痛み…


アイスピックでずっと突かれているような、、、
メスでずっと切られているような、、、

激痛。。。。。。


加えて、頭蓋骨が動く動く動く動く。
(頭蓋骨はいくつもの骨が組み合わさっているから、そもそも動く)


そうすること2時間ちょい。

痛みはどんどん、軸椎の左らへんから真ん中に移動。

痛みも少しずつ軽く。


施術が終わる頃には、頭蓋骨がめっちゃ形良く整ってる!!!

まん丸に。
施術受ける前はもっとゴツゴツしてたのに。

頭蓋骨がズレてたんやなと改めて思う。

視界もクリア。
身体はいつもより軽やかにスマートに動ける感じ。


とりあえず、これで身体の状態を様子見。


トラウマと身体、密接に関わってるけど、改善もできるんだろうな。


泉山民衣



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