「和モダン」な、お香6種
いわゆる「ばあちゃん子」だった私は、線香の香りに親しんで育ちました。
祖母の家には、仏壇がありましたのでね。
祖母はいつも、とても良い香りの線香を焚いていました。
「安モンは匂いがアカン」
と言って、ちょっとお高い線香を切らしませんでした。
そんな祖母が使っていたのは、こちら。
白檀をベースにした、落ち着いた香りの線香です。
これを祖母は、仏壇に供えていました。
そんな中で育ちましたから…
私も「線香」の香りは大好きです。
我が家の仏間も、祖母が使っていたものと同じ線香を供えています。
部屋の香りもしかり。
室内用芳香剤も、良いのがたくさんありますが…
私はもっぱら、「ルームインセンス(室内用のお香)」を焚いていました。
7年前にお猫を迎えてからは、ルームインセンスは使っていませんでしたが…
やはりお香が恋しくなりました。
私が普段、パソコンを使っている部屋なら、猫が入らないので大丈夫だろう、と思い、先日お香を購入しました。
仏壇用線香「香樹林」のメーカー「玉初堂」が販売している、「ルームインセンス リビングミニ」です。
6種類のお香が、少しずつ詰められています。
気分によって、香りを変えることができます。
またこのお香は、煙が少ないのも嬉しいところです。
香りも、ほのかに漂う感じ。
気になる香りは、いかにも「お線香」といった感じではありません。
かといって芳香剤ほど、香りを主張していない。
さて、その香りですが。
定番ローズ系の香りからハーブ系、柑橘系まで色々。
少しご紹介しますね。
【 閑 】落ち着いた茶席の香り
茶席の雰囲気を香りで表現しようと試みたお線香です。
華やかで清々しいお茶の香りと、しっとり落ち着いた香木沈香の香りを合わせ持っています。
【 爽 】上品な紅茶の香り
落ち着いた上品な香りのインド産の香木「白檀」とハーブ調の爽やかな紅茶の香りを融合させる事で、爽やかな甘さの中に、ウッディな香りを含んだ暖かい香りを表現致しました。
穏やかで上品な紅茶の香りを楽しんでいただけます。
【 凜 】清々しい柑橘系の香り
透明感のある爽やかなシトラスの香りに、インド産の香木「白檀」の清々しい甘味のある香りをブレンドしております。
上匂いは搾りたての新鮮なシトラス特有の甘酸っぱい爽快な香り、焚くと白檀の甘味と調和され、柔らかで空間に溶け込むような香りに仕上げています。
【 潤 】瑞々しいハーブの香り
代表的な2種類のハーブオイル、ローズマリーとラベンダーを配合したお線香です。
潤いを感じさせる、穏やかで瑞々しい香りが特徴です。
【 祥 】澄みきった針葉樹の香り
ヒノキの天然精油を主体とし、北米などの針葉樹から抽出した精油も配合したお線香です。
和洋どちらの雰囲気にも適した、清々しい森林の香りに仕上がっています。
【 麗 】麗しいローズの香り
どなたにも好まれるローズの香りを表現したお線香です。
フルーツのような仄かな香りが特長で、麗しく優雅な雰囲気を醸し出します。
どれも、とても良い香りですが…
私は、紅茶の香りの「爽」と、柑橘系の「凛」が好きです。
落ち着きたい時には、ウッディ系の「祥」を焚くこともあります。
「お香」の特徴として、「残り香」というものがあります。
もちろん、焚いている最中も良い香りなのですが…
焚き終えて、翌日あたりにほのかに香る、残り香。
この風情も、なかなか良いものです。
お香立ても買いました。
ただ少し小さく、お香を立てると灰が香炉の外にこぼれるので…
使っていないミニ鉄鍋の上に起きました。
これで安全。
さ、仕事に行ってきます!
どなたさまも良い一日を!!
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