「夏の香り~」裏話 その2(ネタバレ注意)
※ネタバレを含みますので、まだお読みでない方はスルーしてくださいませ!
すでに「夏の香り~」をお読みの方、もしくは「ネタバレOK」の方のみ、お進みください。
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最近、「夏の香り~」の裏話を書くのが楽しみです(笑)
「夏の香り~」は、私自身初めて挑戦した「少女モノ」となっています。
ちょっとしたきっかけで、書き始めたモノですが…
私自身、どっぷりとハマってしまっております。
次は義之をどう動かそうか、リンは、明美は…
ついつい、考えてしまうのです。
この作品のテーマになっている「香り」。
これに対しては、私は割とこだわりがあります。
小学生の頃、「ポプリ」というものを知りました。
まぁ、芳香剤の一種です。
面倒なので、ウィキ先生の解説を貼ります。
その後、「アロマテラピー」の世界にハマります。
専門家を目指すほど詳しくはないですが、アロマオイルは大好きです。
あ、そうそう。
忘れてはならない「線香」の香りも。
55歳で夫を亡くした祖母は、いつも仏壇に線香を立てていました。
それも、割と高級なやつを。
線香も、「高級なやつ」は、とてもいい香りがするのです。
学生時代から好きだった「源氏物語」にも、たくさんの「香り」が登場します。
「お香」を着物に焚きしめたり、「そらだきもの」として部屋にくゆらせたり…
…とまぁ、「香り」について語り始めるとキリがないのですが。
私が、鮮明に覚えている「香り」があります。
それは、ヴェルサーチの「ブルージーンズ」という香水。
一時期流行ったので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
1994年発売。
基調はクリーンでカリッとしたシトラス・フローラル・ウッディー。
シトラス・カクテルやガルバナムなどがビビッドなシトラス香のトップから、ラベンダー、ジャスミン、バイオレット、ジュニパー、ナツメグなどがサラリと洗練されたフローラル・スパイシーを香らせるミドルへ。
ラストはサンダルウッド、シダーウッド、ベチバー、ムスクなどが品の良い落ち着いたスウィートを沸き立たせます。
とくにミドルの香りは、男性ならば繊細な、母性本能をくすぐるような男性的魅力を引き出せそうです。
(Amazonより)
初めて夫の部屋に泊まった夜…
夫の体から漂っていた香り、です。
夫は「オシャレ」とは無縁の人間なので、この香水も自分で買ったものではなく。
後輩にもらったんだそうです。
私という「女」を、部屋に泊めるにあたって…
夫なりに、気を使ったのでしょうか。
香水を使う男は、私の人生で夫が初めてでした。
この記憶があったので、「夏の香り~」を書くことができた、ともいえます。
作品で義之が使っている「スピリットオブアユーラ」は、実在します。
私もかつて愛用していましたが、本当にいい香りがします。
西洋のアロマティックハーブに、東洋に息づいてきた「墨」や「茶」、「匂い撫子」の香りを織りこみ、みずみずしい自然の息吹で満たします。心のゆらぎにそっと寄り添い、どんな時でも「快」の世界へ。
(アユーラ公式サイトより)
「和」のテイストなんですね。
今は猫と暮らしているので「香水」は厳禁ですが…
ひさしぶりに、あの香りをかぎたくなりました。
もうしばらく、「夏の香り~」は続きます。
どう展開するか、どうしようか…
思考錯誤の毎日ではございますが、お付き合いいただければ幸いです。
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