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【夢】合気道を科学する

合気道をやってます。

というと、

・(テレビの紹介を見て)本当にあんな風になるの?
・気の力で離れた人を投げられるんでしょ?

なんて言われたりします。

冗談半分なんだとは思いますが、他の格闘技や武道に比べて、合気道は未経験者に伝わりにくい面は確かにあります。

その理由の一つとして、
力がどこに加わっているのか
がわかりにくいというのが大きいと考えています。


合気道の場合、指→肘→肩と繋がる人体の構造を利用して技をかけたりするので、掴んでいる場所と技の作用する場所がずれることが多くあります。

指先を少し動かされただけで倒れてしまう
なんてことは、実際に技の原理を理解していないと、外から見てもワケがわからないと思います。

しかしそこには確かに力の流れがあり、数値で表現できるような仕組みがあるはずです。


僕がやりたいことを一言で言うなら、
合気道の技の仕組みの見える化
です。

例えば、
身体のこの部分にこれくらいの力が加わっている
というのは、こんな感じのCGで表現できるのではないかと思います。

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これはスマホアプリで適当に作ったものですが、モーションキャプチャーを利用して、実際の技の動きに合わせた力の流れをリアルタイムで可視化できたら、とてもわかりやすくなる気がします。


武道の技をこのように扱うのは、もしかしたら邪道なのかもしれません。

ですが、伝統的なものを今の技術と組み合わせることで、新しい何かが見えて来るということもあるのではないかと思います。

技の説明をする際にこういうものを活用できれば、このnoteという媒体でも、わかりやすく技の仕組みを伝えられるかもしれないな、と思う今日この頃です。

#タドスケ

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