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【大学院のラスト授業】〜もがき苦しんみ成長した5年間が終わった〜

今日、大学院の最後のクラスが終わった。
2016年に入学をしているから4年以上通ったことになる。
2018年に東京から九州へ異動をしたとき、少しの期間休学をした。
とても感慨深いからメモを残している。

全ての授業を終えて感じることは3つ
①自己変革をし続ける必要がある
②筋の良い問いを立てることが大事
③ビジネスにも定石がある

①自己変革をし続ける必要がある
特に、OBHのクラスではコッターの変革プロセスなど、組織がどう変わるのか?を学んだが、ベンチャーのゴッドマザーと言われる先生は、「傍観者になってる?自分が危機感を持ってるの?」といつも問うてくれた。

これは本当にありがたい問いであり、毎回inputするケースは、どこか傍観して読んでいた。自分がこの主人公だったら?今の自分の仕事において問題に向き合っているのか?を強烈に意識することができた。MBAホルダーになったから何か変われるわけではない。この学ぶプロセスの中で、自分に対して危機意識を持ちそしてアクションを促す。ファーストステップとしての自己変革。ここを蔑ろにしてはいけない。

②筋の良い問いを立てることが大事
時間は有限であり、ビジネスの難易度は上がっている。私自身も処理すべき仕事の難易度(主に意思決定)がどんどん上がっている。そして1番厄介なのが正解がない、ということだ。その中で、自分は今何をすべきなのか?という問いをそもそも立てられるか。立てられたとするならば、どのような枠組みで、何を問うのか。これでアクションの質が決まってしまう。本当におそろしいが、紛れもない事実である。自転車操業だとすぐに限界がくる。

ありたい姿(=目的)と現状を明確に理解をし、定量/定性ファクトをもとにしながら、今何をやるべきか?何を意思決定すべきか?を考えるとき筋の良い問いを立てなければいけない。大学院に入学をしてこの訓練をずっとし続けたイメージである。思考のくせがかなり矯正されて、フラットに物事を分析することができるようになった。

③ビジネスにも定石がある
経営にも王道、というものがある。
人・もの・金という三大観点+志である。

経営とは、総合格闘技だと思う。
ヒト、モノ、カネのどこを切り取るか。どこに梃入れをするとレバレッジポイントとなるのか。これはまだなかなかすぐはできない。大学院に通って、構造で全体像が把握できるようになったことは自信につながっている。
とくにマーケティングや経営戦略のスキルは日々の仕事で直結しており、成果につながっているという実感がある。たとえば以下のような考え方がスッと出てくるのは引き出しの多さにつながる。

気合や根性ではなく、きちんとフレームで考えていく。これまでの多くの先人の方々が多くの成功と失敗を繰り返してくれた。その結晶がMBAだとすると、それは我々がこれから意思決定していく上でのヒントになる。将来を経営をしていくだけでなく、経営されている企業に就職している我々は当事者意識を持って会社や社会、顧客やカスタマーについて分析をしていかなければいけない。

まとめると、スタンス(=危機意識醸成)とスキル(=ヒトモノカネというリソース)の両輪を極限まで磨くことができるのが価値の置き所。また自分の使命は何か?という問いについても否応なしに考えさせられる。人的ネットワークも、興味のあることを中心にどんどん増えていくのが面白かった。大事にしていきたい。
自分に危機意識を醸成し変革に挑戦、筋の良い問いを立て続け、経営の定石を学んだ上で、私が興味があることは、ソーシャルビジネスだった。社会課題をビジネスで解決する、ということ。純粋にワクワクした。身につけたスキルを最先端の課題にぶつけたい。

また機会を作ってもう少し細かな振り返りは行いたいが、一つ言えることはこのような経営学に没頭する時間を作ってくれた家族には感謝している。
これから先投資した教育費を何倍にして返していこうか。今から胸躍る。色々な人に支えられて今がある。
本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
今日はこの辺で〜!

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