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猫はみちづれ旅日記 #13 冬の車中泊変則旅編

相方と休みが合わず

人間の休みの都合がなかなか合わず、旅に出られない日がつづく。前回の米沢旅から数ヶ月過ぎた。
猫sにとっては平安な日々。

やっぱりお家はいいねー!と猫たち。
「猫じゃすり」という代物。
友人が贈ってくれた。
猫舌のようなギザギザが猫にとっても気持ちいいらしい。
(今回の旅とは何の関係もない話)

今回も2/4〜2/7の4日間でどこかへ行こうと思っていたが、相方が2/5仕事で休めず、とっても変則旅となってしまった。

2/4(日)、昨晩のアジアカップ日本対イラン戦の敗北のショックも冷めやまない朝、まだベッドで寝ていた「わらび」をキャリアにさっと入れて、キャンピングカーへ。
つづいて、「てん」と「こう」を車へ運ぶ。

猫たちに悟られないように、人間の準備は後にして、まずは彼らを確保。そうすると準備は1時間とかからずに完了した。(前からこうすりゃ良かったね)

キャンピングカーに乗ったら、AirTag付きの首輪を装着。
万が一、旅中に車の外に出てしまった時のために。
左から、わらび、こう、てん。


1日目は家の庭で車中泊

相方が翌日(月曜日)仕事なので、この日(日曜日)は、近くの温泉に行ったり、食事やら買い物して自宅に戻ってきた。

猫sは家が見えると、わぁーいお家だ!と分かってしまい「家に帰りたいーい」と騒ぎ出すので、キャンピングカーをいつもとは違う位置で駐車させて、車から家が見えないようにした。

そして、あたかもどこかの道の駅で過ごしているかのように、自宅の庭で車中泊。
なんだかなぁ(^◇^)。

ここ、どこ?
知らにゃい。
どっか遠いところじゃないの?

翌朝、仕事に行く相方を見送り、私と猫sは自宅の庭で駐車してるキャンピングカーの中でまったり過ごす。
なんだかなぁ。

夕方相方が仕事から戻ってきたので、ようやく出発。


うげっ、すごい雪だ!

2/5(月)のこの日、首都圏でも結構な雪が降ったようだが、長野北部でも日中からそれなりに降った(警報出てたかな)。

夕方には、我が家でも3〜40cmくらいは積もっていて、道路もあまり除雪が追いついていない。

仕方がないので、高速に乗って(こちらの方が除雪が追いついていた)、近くのSAで車中泊。
結局、この2日間で移動距離は2〜30km。

一体、おいらたちはどこにいくんだ?


宇奈月温泉♨️に行こう!

2/6(火)朝、雪はもうやんでたので、高速を降りて国道8号線で西へ。
高速乗ってた方が早く着くんだけど、国道8号線を通った方が景色がいい。大好きな国道(海沿いは🚥も少ないし)。

昼はここ黒部港近くの「魚の駅」で食べることにした。
色んな駅があるもんだ!
こういうところではお馴染み海鮮丼。
富山と言えば、白エビ。

ここから約30分ほどの距離、宇奈月温泉やまのはさんの日帰り温泉(1200円/1人)に入る。
日帰り温泉としてはちょっと高め。
いいホテルだけど、温泉はまあ普通。

グリーンシーズには黒部峡谷鉄道に乗ってみたいなぁ。

そして、この日の宿泊は新しくできた「道の駅KOKOくろべ」
こどもの遊ぶスペースがいっぱいあって、トイレも綺麗(新しいから当たり前やけど)、でもなぜかGoogle Mapの口コミでは評価低い。
車中泊場所としては近くに大型スーパーもあるので悪くないけどね。

地ビール(高いけど)を飲むのも旅の楽しみのひとつ。
まだ他にもあったけど、予算の関係でこれだけ。
「魚に合うビール」ちょっと期待したけど😢。
宇奈月ビールはまあまあかな。


いつもスルーしてたピアパーク親不知へ

なんども通っている8号線、または北陸自動車道。糸魚川付近にくると親不知・子不知という断崖絶壁ポイントがある。ググると以下の解説。

「親不知」の名称の由来は、幾つかの説がある。一説では、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることから、この名が付いたとされている。また、以下のような伝承もある。
壇ノ浦の戦い後に助命された平頼盛越後国蒲原郡五百刈村(現在の新潟県長岡市)で落人として暮らしていた。都に住んでいた妻はこのことを聞きつけて、夫を慕って2歳になる子を連れて京都から越後国を目指した。しかし、途中でこの難所を越える際に、連れていた子供を波にさらわれてしまった。悲しみのあまり、妻はその時のことを歌に詠んだ。
「親不知 子はこの浦の波枕 越路の磯の 泡と消え行く」
以後、その子供がさらわれた浦を「親不知」と呼ぶようになったとする伝説もある

ウキペディア
なぜに海亀?
これ、津波の跡だね。
この日は風が強い冷たかった。2月だから当たり前か。


ここ、谷村美術館はオススメ。一度は行ってみては?

建築家 村野藤吾氏の作品。これが美術館???
不思議なフォルム。
展示されてるのは澤田政廣氏の木造仏像8点(内1点は元日の地震で破損し修復中だった、なので入館料が800円から700円に。ってことは一体100円???)。

隣接している翡翠園は休館だったが、日本庭園の玉翠園の庭園も見事だった。

ウェブサイトを参考に。

お天気悪いのであまりいい写真撮れず。
シルクロードを模した造りになっているとか
ほんまオシャレ。
展示されてる木造仏像もなかなか個性的(写真撮影不可),
これは、これは。
四季を通じて楽しめるようだ。


旅の最後の食事。

刺身がつづいたので、本日の昼食はこれ。
唐揚げ定食550円。安い!

ボリュームありすぎ!

国道8号線沿いにある、黄色い建物。以前から気になっていた。看板もないので何のお店か分からなかったが食堂だった。しかもGoogleの口コミ評価が意外にも高い。ちょい不安だったがトライしてみたら当たり🎯。その名も「サンレパス ルート8」。
だけど、サンレパスってどんな意味???

以上、今回の変則みちづれ旅は終了。

家に帰ってたら除雪しないと車止められないほど⛄️積もってた。明るいうちに戻って正解👍。


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