【読んタイ想】読んでない本のタイトルだけ見て感想を書く【第10弾】
「読んでない本のタイトルだけ見て感想を書く」略して『読んタイ想』。
前回からだいぶ間が空いてしまったけども、
記念すべき第10弾です。
これまでの記事は↓こちら↓。
書店を歩いて、目についた本のタイトルだけを見て感想を書いていきます。
気になるタイトルがあれば読んでみては。
※いわゆる古本も含まれているので、今は入手困難なものもあるかも。
その時はごめんね。
①なぜ、サギ師のスーツはアルマーニなのか?
まず、そうなん?
そのあるある、初めて知ったからまだ疑問を呈する段階まで行けてないのだが。
っていうかごめん、ファッションに疎すぎて
そもそもアルマーニがよくわかってない。
今僕の中にあるアルマーニ知識、このタイトルのせいで「詐欺師が着がち」しかないよ。
…なんか、このタイトル自体がサギ臭く思えてきたな。
存在しない問題意識を煽って、それに対してマッチポンプな解答を提示して自分を信用させようみたいな意図が透けて見えるぞ。
みんな、こんなコスい戦略に騙されちゃダメだ。
今の時代、油断もスキもあったもんじゃないんですから。
だからね、「絶対人に騙されない方法」って知っといた方がいいと思うんですよ。
知りたい?そうですよね。
そんなアナタにオススメなのが、この『なぜ、サギ師のスーツはアルマーニなのか?』なんですけど… (着ているアルマーニの胸元から本を取り出す)
②木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
…刑法があるから?
さっきのに引き続き、無い疑問を提起してくるタイトルズルいなぁ。
力道山、全然世代じゃないが名前くらいは聞いたことがある。
一世を風靡した格闘家 (しかも競技も分からない) くらいの解像度でしかないが。
…このタイトル、マジで強烈だな。
まるで殺すのがデフォルトのような言い草じゃないか。
両者とも深く知らないから、
木村政彦が『殺しがちな奴』なのか
力道山が『殺されがちな奴』なのか見当もつかない。
二人の間に何があったのか、知りたい人は読んでみるといいんじゃないでしょうか。
③蘇える変態
言わずと知れた大シンガーソングライター、星野源さんの自伝だ。
タイトルは知っていたが、実際に本が店頭に並んでいるのを見るのは初めて…
…ん?
よみがえるって…
「蘇る」じゃね?
「え」いらなくね?
普通、書籍が出るとなったら校閲のチェックがめちゃくちゃ入るはずだ。
ましてやタイトルなんて一番じっくり見られるだろうし、
単純なミスとは考えにくい。
あえてそうしてるタイプのやつなのかなと思ったら、
文春で文庫化された同作品のタイトルは…
『よみがえる変態』。
ひらがな表記になっているじゃないか。
どういうことだ。
どっちが正解なんだ。
まさか、「蘇える」と「よみがえる」は別の作品だったりしないよな。
誰か、読んで確かめてくれ。
今回は以上です。
買うお金も積むスペースも読む時間もいらない本の楽しみ方、読んタイ想。
みなさんもよければぜひ。
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