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宝探し感覚の食べ歩き〜とある休日@横浜中華街〜

はじめに

前回の記事はこちら。

三ツ池公園をあとにした私達は、バスと電車を乗り継いで横浜中華街へ向かいました。

公園内をかなり歩いた私達はもうお腹ぺこぺこ。美味しい中華ランチをいただきたいと思います。

お手頃魯肉飯ランチ

午後2時30分頃  中華街着
ランチピーク時を過ぎているにも関わらず、多くの人で混みあっていました。

今回私達がランチに選んだお店は、「秀味園」。

ここのお店の名物は魯肉飯です。他にも色々と美味しそうなメニューがありましたが、初めての入店という事もあり、友人も私も魯肉飯を注文。

つやつやと脂が輝いている豚の角煮が視覚的にも食欲を誘います。
まず、高菜とそぼろとご飯を混ぜてパクリ。魯肉飯ってお店によっては八角の風味が強くて独特の味わいなのですが、秀味園の魯肉飯は八角の風味は殆どなし。かなり日本人好みにアレンジされているように感じました。美味い!ホッとする味です。そして、お楽しみの角煮は脂が口の中でトロっと蕩けて、絶品でした。

この魯肉飯、なんと1杯500円(税抜き)というかなりのお手頃価格でした。また、ランチの時間帯だとお得なセットもあるとの事。横浜中華街にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

別腹!中華スイーツ

秀味園をあとにした私達が向かった先はこちら。

点心のテイクアウト店、「紅棉」です。

ここでのお目当ては「蛋達(タンター)」
これは所謂エッグタルトのことです。ナマモノのため通販などもしておらず、ここでしか食べられない一品です。

夕方4時頃お店に到着しましたが、なんと行列が。テイクアウト専門店なので、回転率も良いだろうと思い並びましたが、なかなか列が進まない。(その理由はこの後明らかになります。)

やっと次で自分達の番だ……!と思いきや、前に並んでいたお客さんが蛋達を残りの分全部お買い上げ。チーン……。
ダメ元で店員さんに「蛋達ってもう今日は終わりですか?」と聞くと、「5分後に新しいのが焼き上がりますよ〜!」とあっさり答えて下さりました。良かった〜!
どうやらショーケースが小さく、他の月餅などのように重ねて陳列する事も出来ない上に人気商品の蛋達は、すぐ売り切れては新たに焼き上げ陳列して…を繰り返している様子でした。また、蛋達が焼き上がるまでお客さんも諦めずに待って並ぶ為、列の進みが遅かったようです。

さて、新しい焼き立ての蛋達を無事お買い上げ。お土産分と別に、その場ですぐ食べるように1個買いました。

そして、いざ実食。

「その場で食べます」と言うと、店員さんのご厚意でお盆を貸して下さりました。

持ち上げると、中の卵生地がプルンプルンなのか、想像以上の柔らかさに驚きました。
ひと口齧ると、タルト生地のサクサク具合に感動。また、バターではなくラードを使っているからか、洋菓子とはまた違った不思議な美味しさでした。
中の卵生地は、あたたかくトロトロで優しい甘さ。殆どプリンのような味わいでした。

食べ終わった後、友人と「これは並ぶのも分かるねえ〜」と言い合いました。

おわりに

横浜中華街には中華料理店が約200店舗あるそうです。
友人とああでもないこうでもないと言いながら今回書いた2軒の素敵なお店に辿り着けたのは、何だか宝探しみたいでとても楽しかったです。

また、色鮮やかで豪華な建物が多く、歩いているだけでもとてもワクワクさせられました。

中華街をあとにした私達は、大桟橋へ移動します。次回の投稿に続きます。

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