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時間を大切に

1日24時間。これは誰にでも平等である。
自分は時間ほど価値のあるものはないと思っています。今目の前にある時間を使って何かをする訳ですから、それそれは価値のあるものです。今の生活の中でも、いかに時間を生み出す事ができるか日々奮闘中の身であります。

自分にとっての時間

自分にとって時間は何なのか?と問われたら、まず24-7=17時間という計算をします。7は睡眠時間の7時間です。第1に睡眠です。これは余程のことがない限り優先順位最上位です。世の中にはショートスリーパーの方もいらっしゃるようですが、正直羨ましい限りです。せっかくなので今の生活の24時間の内訳を1日の始まりから順に書きたいと思います。

〜平日〜
①睡眠→7時間
②弁当、夕食の下準備→1時間
③朝食、身支度→1時間
③仕事→11時間(移動、休憩、昼食込み)
④夕食の準備、夕食、洗い物→1時間半
⑤お風呂、洗濯、風呂掃除→1時間半
⑥子供の寝かしつけ等→1時間
⑦自由時間→?

こうやって見返してみると、平日の場合は1日24時間のうち22時間はやる事が決まってしまっています。我が家の場合は僕がほとんどの家事を担当してますので、なかなか自分の時間はありません。自由時間は睡眠時間の7時間から差し引かれるシステムになっております。だからかもしれませんが、人より時間に対してシビアだと思います。世の中の、働きながら家事育児をこなす方々も同じ気持ちでしょう。

体力がないと仕事や家事、育児、自分の好きな事にも力を注げません。だからこそ僕の中では睡眠は大事です。しかし最近はnoteを始めて寝不足です笑

こうなってくると、1番困るのが仕事が終わらず残業になる事です。繁忙期や、前もって残業の可能性がある場合であれば、事前に対策ができるのですが…。急な残業はそれ以降の予定が狂ってしまいます。中小企業あるあるかもしれませんが、いくら自分で残業にならないように努力して段取りをしていても、上司の無茶振りで全てがぶっ飛ぶ事が多々あります。


対策と対処の違い

対策とは、まだ起きていない事に対して準備をする事。
対処とは、すでに起きてしまった事に対して処置する事。

対処できるという事は、それなりの経験があるからできる事です。場数を踏んで経験を重ねる事により身に付く力です。仕事でも家事でもそう。

一方の対策はただの準備です。誰でもできます。
しかし、残念ながらただの準備を疎かにしている人が多く見受けられます。

自分の上司は対処ばかりで、対策があまりできていません。たまにの対処ならいいのですが、毎回毎回対処のパターンです。本人は毎回ドタバタと対処ばかりで疲れないのか不思議で仕方ありません。

自分1人ですべての仕事をしているのであれば、迷惑がかかるのは自分だけなのでそれでも結構ですが、基本は人との関わり合いです。突然の対処は自分以外の人の時間と力も消費します。対処の決断をした人はすっきりするかもしれませんが、対処の作業に巻き込まれた人はたまったもんじゃありません。

対策は、その仕事の根っこに近い人がすべき事だと思います。そのポジションの人が対策を怠ると…その仕事の末端の人たちが右往左往する羽目になります。


いらないゾーンを明確にする

受けた仕事を始める前に、走り出す前にまずはどうすべきか。
走り出すにはまずはある程度のアウトラインが必要です。始める前からそこまで入念に方向を定める必要はないと思います。まずは、大体の方向で走り出す事が大事。考えすぎていつまでたっても走り出せないのも良くない。あとは走りながら考える。

まずはどの方向に走り出すか?
海の方か?山の方か?
これくらい分かれば走り始めればいいと思います。

「どこに向かいますか?」
『わからん!とにかく走れ!』
「…。」

こういう指示をする人がたまにいますが、これは指示ではありません。ただの脅しです。結局、海の仕様で50%、山の仕様で50%ずつの労力を使って客先に提出したら『海はいらなかったんだよな…』となってしまった。それなら山の仕様に100%の力を注げたのに…ってなりますよね。

こうやって対策を怠って、他人の時間までも潰してしまうのはナンセンスだと思います。仕事のスピード感、モチベーションも落ちてしまう。急な残業をさせるという事は、その人のプライベート時間まで食い潰すという事です。

まずはいらないゾーンを明確にして、あとは残された時間と相談して、どこまで何を仕上げるかを考える。

可能性は無限。時間は有限。

地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる

中島みゆき/地上の星より

空を見上げて無限の可能性を夢見る事も大事ですが、地に足をつけて有限なるものと向き合う事も大事だと思います。

職場や家庭では、自分1人だけが生活・行動している訳ではありません。その場所で共存しているという事は、時間も共有しているという事を忘れてはなりません。自分の時間の使い方ひとつで、まわりの時間の使い方が変わってきます。

良くも悪くも。

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