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心理学の知見:社長の顔が広いと、会社の業績がいい?

あ、ここでの「顔が広い」は、人脈が広いという意味ではなくて。
物理的に、顔の幅が広いという意味です。
社長の顔の幅が広いと、会社の業績は関係があるのでしょうか?


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人類の進化の研究によると、男性の顔の幅が広いと、より積極的な傾向をもつことが知られている。


ウィスコンシン大学のWongとロンドンビジネススクールのOrmistonらの研究グループは、顔の広さは、CEOがリーダーシップを発揮する上でプラスに働くだろうと予測した。


実際、アメリカ企業55社について、男性CEOの顔の横と縦の長さの比率と、会社の業績ROA (総資産利益率)の関係を調べたところ、実際、CEOの顔の幅が広い方が、ROAが高かった。
#へー


経営陣が白黒をはっきりとつける傾向がある場合、
・CEOの顔の幅が小さいとROAは平均-8%
・CEOの顔の幅が大きいとROAは平均8%
であった。
#けっこうな差ですねぇ


多様な視点を重んじる経営陣の場合、CEOの顔の幅と業績には関係があまりみられなくなった。
・・


リーダーの身体的な特徴が企業業績に影響を及ぼしているかもしれないという指摘です。


それにしても、顔できまるんだ!


人間も動物ですから、知らず知らずのうちに本能で、判断しているところがあるでしょうね。


顔の幅広い人は、周りから堂々としているとみられ、本人も知らず知らずのうちに、行動も堂々としてくるのかもしれません。


顔の幅が広い男性は、それを個性として生かしていけばいいし、そうでない人は自分のもっているほかの個性を生かしていけばいいですよね。


自分の顔のたてよこ比、はかってみようかな・・・


Wong, E. M., Ormiston, M. E., & Haselhuhn, M. P. (2011). A face only an investor could love: CEOs’ facial structure predicts their firms’ financial performance. Psychological Science, 22(12), 1478–1483.

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