見出し画像

心理学の知見:質のよい休みとは?

そろそろ仕事納めを迎えて、休暇に入られるころですよね。


ストレスフルな仕事から効果的に回復するには、どのように休むとよいのでしょうか?


・・
コンスタンス大学のソネンタグらは、4つの効果的な休み方を提唱した。


#心理的距離
仕事から物理的に、そして心理的にも離れること。仕事のことを考えないこと。


#リラックス
ゆったりと、楽しく過ごすこと。瞑想や自然での散策など。


#マスタリー
仕事と違うところで、何かチャレンジをしたり、学ぶこと。趣味、ボランティア、自己啓発など。


#コントロール
自分で休みの時間を何をやるかを決められること。
これら4つの休み方をとっている人は仕事のストレスも低く、ウェルビーイングも高かった。
・・

たしかに、休みでも、質のよい休みと、質の悪い休みって、あるなぁと。
振り返ってみても、休んだのにも関わらず、疲れているということもあったりします。


この4つの休む指針を参考にしながら、年末年始を過ごしたいと思います。


Sonnentag, S., & Fritz, C. (2007). The Recovery Experience Questionnaire: development and validation of a measure for assessing recuperation and unwinding from work. Journal of occupational health psychology, 12(3), 204

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?