見出し画像

「ビジョン・ミッションを決める」700トライアル#001

元記事はコチラ!:セブンハンドレッドクラブのスタッフブログからhttps://www.700c.jp/700trial/001/

代表取締役社長の小林忠広です。記念すべき700トライアルの紹介ですが、赤裸々に紹介できればと思います!
今後も包み隠さず、僕たちのリアルな挑戦を紹介して行きたいと思いますので、その第一弾!となります。

セブンハンドレッドでは、さらなる成長のために、2019年度より新たなビジョン・ミッションを定めました。
・ビジョン:「みんなが幸せを実感できるゴルフ場になる」
・ミッション:「世界一なんでもできるゴルフ場」
そもそものビジョン・ミッションについての必要性、またそれぞれについての背景や詳細について紹介させていただきます。

ビジョン・ミッションとは

画像1

ビジョンやミッションは様々な定義がありますが、セブンハンドレッドでは

・ビジョン = 目指す頂き = 組織として目指す姿・活動を通じて達成する在り方
・ミッション = 行う活動 = ビジョンを実現するために実施していく活動

と定義しています。
上位の概念として、「在りたい姿」のビジョン、そして活動としての「ミッション」という考え方です。
大切なのは、どちらも「成りたい!」と思うようなワクワクするものであること、
そして、分かりやすくイメージができ、体現できるものであることが重要だと思い、その作り方も皆の気持ちを集約するように作りました。

ボトムアップなビジョン・ミッションづくり

画像2

みんなの意見を集約する、、、といっても、なかなか一つにまとめることは難しいので、先ずは意見のスタッフ全員との1on1(詳しくはセブンハンドレッドトライアルをご覧ください)を行いました。すると、何人かのスタッフから「何を目指して頑張れば良いか分からない」という言葉を聞くこととなりました。

言われたことはもっともで、会社として向かうべき先を示せていなかったからこその問題です。早急にビジョン・ミッションの創出に着手しようと、2017年3月13日を皮切りに、複数回にわたって「社内ワークショップ」を実践しました。中でも、

「お客様に求められたい姿」
「働きたい環境」

について、じっくりと時間をかけて行ったところ、
「お客様に求められたい姿」 については、
「笑顔で、楽しかった、また来たいと言って帰ってくださること」や「いつきても綺麗に管理をしているね」、「やっぱりセブンハンドレッドは違うねと言われること」など、お客様に特別な喜びを楽しんでいただきたいという心からの声を聴くことが出来ました。

一方、「働きたい環境」については、
「会社に来るのが楽しい職場」、「自分が自分らしく仕事が出来る」、「健康に長―く働ける場所」、「部署関係なく交流のある職場」、「笑顔で楽しく、協力し合える」…etc などの言葉が出てきました。

図1

チームへの危機感

ここで、僕は「働きたい環境」についての危機感を覚えました。
といいますのも、「働きたい環境」という「望み」に出てくる言葉は、往々にして、その状態が達成されていないからこそ出てくる心の底の言葉だからです。

仲良い部分もあるものの、お世辞にも風通しの良い環境とは言えなかったことに気づきました。
何を目指すか(ビジョン)を決めることが先決である・・・と理解しながらも、先ずは組織の活性化を目指しました(詳しくはセブンハンドレッドトライアルをご覧ください)。

様々なトライの成果か、少しずつ社内の空気が変わってきたと実感を得ることができるようになったのが2019年1月頃。
やっと、みんなで目指す姿を決められる!!!!と思えるようになった時には、
気づけば初回社内ワークショップを行ってから2年の月日が経っていました。

組織や個人(自分自身も含めて!)が変わるというのは一朝一夕ではない、、、ということを体感しながらも、
組織を大きく変えていく気概も込めて、社内ワークショップや1on1にて、スタッフから出た言葉、そして様々な想いをまとめながらビジョン・ミッションを作成しました。

ビジョンについて

ビジョン

ビジョンとして「みんなが幸せを実感できるゴルフ場」を掲げ、
またその詳細も併せて記しました。

あらゆる人々・環境に喜びを提供し
健康で持続可能な社会づくりを目指し
地域の活力を共に生み出す場所として
進化と変革を続けるゴルフ場

このビジョン策定にあたっては、スタッフの声と共に、未来を創る上で大切なSDGs(※1)において、軸となる“No one will be left behind”の意味を含蓄するようにしました。
従業員・スタッフ、地域住民、環境、未来や過去、地域の文化までも含めたことを「みんな」として、示すように詳細を示しています。

ゴルフ場は、ゴルファーのお客様がプレーを楽しんでいただく場所であり、社交の場としても唯一無二の存在であると思っています。
一方で、ゴルフに親しみのない方でも、現在弊社で取り組んでいるようなレジャーとしての併用や、自然を活かした様々な遊びを行うことで、ゴルフ以外の過ごし方で楽しんでいただけるような場になると感じています。
しかしながら、見方を変えると「地方の資産家が里山を買い、伐採と農薬散布を行い、入山を有料化して、馴染みのない人に馴染みのない場所」と捉えることもあるのではないかと思っています。

ゴルフ場をもっと地域の健康や、経済発展、地球環境の改善に活かすことで、社会的に求められる場所に変革する!
そんな想いを込めてビジョンを作成しました。

※1 SDGs:アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。
出典:国連広報センター「2030アジェンダ」<https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/>.アクセス日:2020年4月22日

ミッションについて

ミッション

ミッションとして「世界一なんでもできるゴルフ場」を掲げました。
日本一でなく、世界一、というのがポイントです。
目指さない限り、成ることはできないので、先ずは掲げること。そして「世界一なんでもできます!」と言えるミッションを作成しました。

ゴルフを取り巻く環境が変わることも含め、「社会構造変化への適応」をすることで、世界一なんでもできるを体現する。
そのために、「都市圏アウトドアスペースとしての活用」と「ゴルフ場としての進化と変革」を進めていくというミッションです。

具体的なアクションとして

次代の要請を適える施設機能の整備
社会構造変化(ニーズの多様化)に対応した新しいサービスの開発
広大なスペースを活用したさらなる魅力作り
を進めていくことを目指していきます!ということを示しました。

これらのビジョン・ミッションは目指すべき指針が必要だ!!と思ってから、長い時間をかけ、2019年5月にやっとの想いで出来ました。

同じ船に乗ってくれているスタッフと共に、ビジョン・ミッションを体現すべく、
引き続き邁進していきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?