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プロの選手と「50m以内」の出会い

スポーツが好きな人である。

遠くからの応援やテレビから観るのも好きだが、短い距離で会うとテンションが上がりまくる。

プロ野球選手との出会い

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阪神タイガースとソフトバンクホークスの2軍戦に球場の警備員としてボランティアで参加させてもらったことがある。

平田監督と若田部監督が率いた試合だった。

彼ら達の現役時代は、テレビでよく観させていただいた。

ちなみに僕は、阪神ファンである。猛虎魂が激アツである。甲子園でも応援させてもらった事もあるが、応援団と一体感になれる感覚が気持ちいい。トランス状態に突入する。

今年こそ、阪神タイガースが日本一になって欲しい。

話が個人的な願望にそれてしまった。

2軍戦に戻ろう。

まず、選手達が到着する前に練習のためのグランド準備をする。

そうしているうちに選手達の乗ったバスが到着した。

階段付近でガードマンをしていたのだが、ドキドキした。

『かっこいい』

サングラスをかけたり、イヤホンで音楽を聴きながら降りてくる選手にときめいた。

選手との距離は約3m以内。興奮しながらガードマンをする。

興奮する小学生の野球ファンが近づいてくる。

階段付近なので危ない。「階段立ち入り禁止です」と声を上げる。

自分だけプロ野球選手と近いので微妙な気分だ。

そうして、両球団の選手がグランドに到着した。

練習を開始する。

少し余裕があったので、ブルペンのネットごしに近づく。

距離5m以内

感想「急速が速い」140k/mは余裕だろう。

打てそうな気がした。(ウソですw)

両球団の練習が終わり、試合が始まった。

僕は警備員として持ち場に着いた。

少しだけ、試合が観れる場所である。

阪神タイガースの先発は、多分、秋山投手だっただろう。

原口文仁選手も出場されていた。

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大腸がんからの完全復帰を目指す選手である。

彼が3回裏に本塁打を放つ。球場で大歓声が上がった記憶がある。

地方の球場である。

一軍戦よりは、観客が少ない。それでも大歓声の記憶だけはある。

そうして試合は、終わった。

原口選手は、スタンドのファンに手を振っている。ファンが興奮している姿が見える。

僕はそれを遠くから眺めていた。

この試合が彼が一軍に復帰した最後の二軍戦である。

復帰後の一軍の試合はニュースで知った。

2019年の試合である。

原口選手が代打でタイムリーヒットを放つ。

インタビューに答えるとスタンドのファンの大歓声が上がる。

テレビとの距離約3m

テレビ越しでも感動した記憶がある。

観ているこっちが勇気をもらった。

プロ野球選手の活躍は僕に勇気をくれた。

澤穂希選手との出会い

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サッカー女子ワールドカップで初優勝した日本代表(なでしこジャパンの主将)の選手である。

2011年7月22日にINAC神戸の練習が篠山市の西紀運動公園芝グラウンドで行われた。

当時、小学生の息子がサッカーをしていたので家族で見に行った。

女子サッカークラブの練習は初見になる。

練習が始まった。

一番驚いたのが澤穂希選手が普通にバケツを持って準備をしている事だった。

『なでしこジャパンのスター選手が』である。

普通に練習準備をして後片付けをしている。

どう見ても普通すぎる。

ブランディングされたイメージがない。

彼女からは、人間的な謙虚さと器の大きさを教えて頂いた。

そうして練習が終わった。

篠山市が企画したイベントなので、僕は少し遠くでセレモニーをを見ていた。

小学生の女子が花束を渡す。

代表選手がメッセージをマイクで送る。

子供達と記念撮影が行われる。

そうして、彼女達は帰りのバスまで移動を開始した。

200人くらいの見学者だったので容易に近づけた。

距離20m以内

ある記事のコメントを借りるが「テレビで見た人が間近で見れてびっくり」

(12歳の少女)

プロスポーツ選手は練習でも、子供達に夢と希望を与えてくれる

最後に

記憶を振り返るたびにスポーツに対する魅力が蘇ってくる。

やっぱり、スポーツ好きだな。

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