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エッセイ集

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#つくってみた

初心な女性(ひと)

初心な女性(ひと)

まだ眠気がのこる ぼやけた視界に

白くて細い腕が浮かび上がる

その纏わりつくような

潤った指先は

幾度となく俺の腕を愛撫するように

ゆっくり いったりきたりを繰り返した

「初めてじゃあるまいし……。」

何かを躊躇っているのか?

その時  いきなり彼女の指先が止まった

俺の脈打つ「その場所」を見つけ出した

はい、採血しますね♪

まだまだ初心な女性だぜ

星降る夜に

星降る夜に

実は存在しているのに見えていないというものがある……

見ることで「知り」、世界は「広がる」と思う

伊豆の旅で夜空を見上げた時、その星の多さに目を見張った

埋め尽くすほどの星々の威圧感は、美しさを通り越して畏怖の念すら抱かせた

普段の自分が見ている星空は、事実ではあるが真実ではないと気付かされた

そこにあるのに見えていなければ、それはないものと同じ

これは星に限ったことではない

旅の途

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