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永遠のテーマ 楽譜はA4かB4か

オーケストラ弾く楽譜がA4だとかなり見づらいです。
B4にしていただきたい!いやB4にするのがマナーだ!A4はマナー違反だ!
と思っていたんですが想像の斜め上からの反論が有りまして
それなりに一理有るな・・・と思ってしまいました。
「B4楽譜だと手前側のページはよく見えるんですけど
奥側のページが遠くなってよく見えないんですよ。」

ガーン!確かに言われてみれば
楽譜のサイズよりも譜面台の距離の問題なのかもしれないと感じました。
実は私も正直言うとソロ曲を弾く時は自分で譜めくりできないので
なんとか譜めくりが発生しないように小さく印刷しています。
普通の譜面台であればA4を3枚横に張り繋げても譜面台に乗ります。
さらに言えばB5であれば4枚横に張り繋げても譜面台に乗ります。
タイトル画の楽譜はドヴォルザークのMazrekですが
B5で4枚繋げて譜めくり無しで弾いています。
B5ってA4より更に小さいですし、見ての通り
この曲は音符でギッシリの真っ黒な楽譜です。

B5で読めてるくせにA4じゃ小さいからB4にしろ!というのは
なんだか矛盾に感じますよね。
答えは譜面台の距離にある事に気づきました。

ソロ曲は当然1人で弾くので譜面台1本です。
楽器がぶつからない範囲で有ればいくらでも近づくことが出来ます。
オーケストラは2人で譜面台1本です。
隣の奏者とぶつからない様に距離を取る必要があります。
そこで楽譜を大きくしたくなる訳です。
しかし楽譜を大きくした分、更に距離が遠くなるという
ジレンマがココに発生するのです。

楽譜のサイズより譜面台の位置や共有方法や楽器が干渉しない弾き方を
突き詰めた方が良いのではないかという気がしてきました。

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