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楽器配置の話

オーケストラの楽器配置って決まりが有るのか無いのか
よくわからんのです。
楽器の配置は舞台下手(客席から見て左側)から表記しますと
木管に関してはフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット
というのが多い気がしますが私の所属団ではオーボエとクラリネットは
入れ替わってますね。
金管はホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ
という順が多い気がしますが
ここにティンパニなどの打楽器をホルン、トランペット間に挟むパターンと
左端に置くパターンとが有る気がします。

一番謎なのが弦楽器で、1stヴァイオリンが舞台下手なのは固定ですが
他の楽器はほぼ全組み合わせを経験しています。一番多い基本配置は
1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ
そしてチェロの後ろにコントラバスですね。
しかし私の母校オケはなぜかコントラバスは1stヴァイオリンの後ろです。

2ndヴァイオリンとヴィオラを入れ替えたパターン
1stヴァイオリン、ヴィオラ、2ndヴァイオリン、チェロ

チェロとヴィオラを入れ替えたパターン
1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ

対向配置と言われるパターン
1stヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、2ndヴァイオリン

対向配置のチェロとヴィオラを入れ替えたパターン
1stヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、2ndヴァイオリン

もう訳がわかりませんね・・・
音が高い方から低い方に左から右に流れるのが基本パターンですが
対向配置の発想は低い音の定位ってわかりにくいので
中央に配置するっていうって事なのでしょう。
1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンのハモリメロが両翼になるので
ステレオ効果は高いのでしょうね。

弾く側の立場だと基本配置が一番合わせて弾きやすいですね
特にヴィオラの立場だと2ndヴァイオリンとチェロのパートナーを
入れ代わり立ち代わりで担当しているので
2ndヴァイオリンとチェロに挟まれていたいです。

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