【番外編】京大医学部の実態【学校編】
こんにちは!
京大医学部医学科のShimonです!😃
今回は少し息抜き
一般的にはあまり知られていない京大医学部の実態です
この記事では主に京大医学部生の実態や学校や授業のことについて書いていきます
まず京大医学部生というとどんなイメージを持たれるでしょうか?
天才、変人、奇人
普通の人間とは違ったような人間ばかりだと思われるでしょう
しかし実際はかなり普通で
いい意味でどこにでもいそうな人たちばかりです
ただ、受験勉強に打ち込める環境と努力と運と少しの才能を持っていただけです
中には、「この人は本当に頭がいい...」と感嘆してしまうぐらい頭のいい人もいますが
京大医学部であったとしても天才はほんの一握りなのです
テレビ番組の「頭脳王」で優勝された木戸直人さんレベルの人が何人もいるわけではないので安心してください(笑)
さて、次は学校についてです
京大の医学部は、京大でもっとも有名だろうと思われる時計台のある敷地とは違った場所に位置しています
方角でいうと時計台のある敷地から南西にある赤レンガっぽい建物の集まりが私たちが専門科目を学ぶ場所になっています
余談ですが、京大の試験場に向かう時、医学部を受験される方は京阪電鉄の出町柳駅から向かうとかなり遠いので
一個手前の駅の「神宮丸太町」から向かうようにしてください
私は本番の時、出町柳駅から行ってしまってすごく遠くて焦りました(笑)
医学部構内は割と殺伐としていますが、春には桜が咲いてきれいです
構内の北部には医学部の部活の部室が集まった学生会館という棟があり部員たちでにぎわっています
この建物にはジムもあるのでいつでもトレーニングが可能になっていて割と充実しています
医学部の部活については次回話そうと思います
医学部生といっても一回生のうちから医学を学ぶわけではなく
一般教養科目という科目の単位取得中心の学生生活になります
中には専門チックなものもありますが、どれも生物系統の授業で人体について詳しく学ぶということはありません
生物を高校の時に選択しておいた方が有利だという説もありますが、生物を学んでいなかったからと言ってそれが致命的になることはありません
物理選択の方安心してくださいね(笑)
二回生になるといよいと解剖から始まり様々な基礎医学を学んでいくことになります
しかし、分厚い医学書の隅々まで覚えなければいけないということはなく
試験問題もある程度過去問から出されるので
結局情報を持っている人間が点数を取りやすいという状況です
やはり京大のスタイルは生徒を野放しにする傾向にあり
「勉強したいやつだけしろ」という感じです
いい意味でも悪い意味でも自由ですね
そして、ほかの医学部と決定的に違うのが
「授業が出席必須ではない」ということです
やろうと思えば、全部の授業をサボることだって可能なのです(臨床科目は出席を50%しないと試験を受けられない科もありますが)
そのあたりもよくもわるくも自由という感じです
その分自分の時間を大量に得ることができ
各々好きなことに時間を割いています
次回は医学部の部活事情について書いていきます
それではまた会いましょう!👋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?