巣ごもり生活の楽しみ方
我が家には1.7歳の娘と、リモートワーク中の妻 & 自分がいます。僕はもう在宅勤務になってから2か月が経過。4月前半の緊急事態宣言からは保育園も休園になり、家族3人おなじ場所で、働きながら過ごしています。
夫婦ともおなじ時間帯にテレビ会議が重なって慌てふためくとか、なかなか精神的に限界を迎えそうなときもありますが、在宅勤務が可能なだけ恵まれているのかもしれません。
そんな中、少しでもこの家族全員巣ごもり生活を快適なものにしたいと思ってやったことを書いてみます。
ベランダを庭にしてみた
会社の同僚にオススメされた人工芝をベランダに敷いてみました。これが最高に気持ちいいんです。
青々とした表面の下には黄色い芝が見え隠れするリアル感。裸足につたわる感触はしっとり柔らかく、刺さるとか硬いとかはまったくありません。
お散歩に出る時間が確保できない日、娘との日光浴にちょうどいいです。
書斎兼映画館をつくった
どうにか娘の入れない仕事場を家庭内に確保せねば!と、四畳半の物置部屋を片付けて書斎にしました。
デスクは、娘の雛人形の台座を天板にし、保存水のダンボール箱を積み上げて脚にしました。いつまでも雛人形の天板だと傷つけそうなので、マルトクショップさんで集成材のウォールナットを注文。来月届くので楽しみです。
日中、ここを妻と自分とで交互に使っています。
で、せっかく長居する部屋がゲットできたことで欲が出て、ネットで見つけた評判の良いスピーカー4本とサブウーファー、AVアンプを購入。四畳半の狭い箱の四方からサラウンドが鳴り響くミニシアターに仕上げました。
こちらの記事を真似たので迷いもなく。結果、大満足です。
映画の迫力はスクリーンサイズよりも音のサラウンド感にこそ宿ります。いずれは32インチからサイズアップしたいですが、四方を音に包まれた中で観る映画は最高です。
白いスピーカーがかわいい。
余談ですが、Netflixで3度目の『マイ・インターン』を観たとき、これまでにない「オフィスでみんながわいわい働いている」シーンにしんみり。この日常はいつ戻るのだろう・・・。
家族の写真を撮る
前回のnoteでかなりナイーブな内容になったのは、自分なりに追い詰められていたのだと思います。
そんな中でも写真を撮ることで、データを振り返れば家族の笑顔が写っているというのは、何にも代えがたい「救い」です。
近所のスーパーでは、小麦粉やベーキングパウダー、バターが売り切れているそうです。「みんな家時間が長いからお菓子づくりに励んでいるんだろう」と、レモンバウムをつくる気満々だった妻がこぼしていました。
家で写真を撮るのはお菓子づくりと似ている気がします。幸せを確認したいのです。自らの手で。
社会に思いを馳せる
人工芝やスピーカーを運んでくれた配達員さん、レジ打ちをしてくれるスーパーの店員さん、電話で相談に乗ってくれた病院の先生、ありがとうございます。おかげでこの生活が成り立っています。
ミニシアター存続のクラウドファンディング、小劇場存続のクラウドファンディング、すこしでも力になればと支援させていただきました。活動報告メールが楽しみのひとつになっています。
近所のレストランのテイクアウト、活用させてもらってます。
家の中からでも社会とつながり、誰かを応援できるシステムがあることに感謝しています。
その一助となる仕事をつくり出すのが僕の仕事の一部でもあるので、参加する中で勉強させてもらっています。
家をOSで考える
家族と自分にむけてのハッピーを、物質的にも精神的にも取り揃える4月でした。ずいぶんと揃ってきたと思います。
娘が喜び、妻と僕が仕事しやすく、趣味にも没頭できること。さらに、社会との接点を増やし、その体験を仕事にもフィードバックさせること。
その行為のすべてに、否が応でも自覚的になりました。わが家のOS、しばらくはこれでワークしていけそうです。
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