ツナとほうれん草のオイルパスタ(ペペロンチーノ風)の作り方、レシピ

 ベーコンとほうれん草のパスタのレシピは良く見るが、ツナとほうれん草のパスタのレシピは意外と少ない気がする。というわけで、ツナとほうれん草のパスタについて書いてみようと思います。
 といっても、ベーコンがツナに変わっただけなんですけどね。
 一応、ツナ缶を使うときのポイントなども、これまでのレシピ記事と同じように書いていくので、よろしければご覧ください。

材料(一人分)

パスタ 100g~150gくらい
ほうれん草 1株~2株
ツナ缶 1缶
オリーブオイル スプーン4杯分くらい ちょっと多めくらいが美味しい
にんにく 1片
とうがらし 好きな量

 オイル系のパスタはオイルとの絡みを重視するならブロンズダイス(ディ・チェコなど表面がザラザラしたもの)、のど越し的なものを重視するならテフロンダイス(バリラなど、表面がツルツルしたもの)を使用するといいが、素人が使い分ける必要は一切ないと思うので、どちらでも良い。
 太さは好きなものを。一般的にはオイル系には細いパスタが合うらしいです。

 ほうれん草は、冬ならちぢみほうれん草が美味しい。あと冷凍のほうれん草も非常に便利なのでオススメ。普通のほうれん草を使うときは、熱湯に一分くらいつけてアク抜きしておくと良いが、最近のほうれん草ってアクが少ない気がするので、面倒ならやらなくても良いんじゃないかとも思う。

 ツナ缶はマグロでもカツオでもいいが、マグロのほうが美味しい気がする。カツオだとカツオ出汁が効いたパスタになる。
 油煮か水煮かは水煮を推奨。サンドウィッチに挟むとかの用途だと油煮、料理に使うなら水煮がオススメ。
 あと、できるだけツナ缶の油や水は捨ててほしい。ツナ缶の油をそのまま使うレシピってよくあるんですけど、あの油は美味しくないので、他の料理をするときもきったほうが美味しくなります。

 オリーブオイルは少し多いかな? ってくらいの量を入れると美味しくなります。追いオリーブオイルは必要ないですけど、某もこみちのオリーブオイルの使い方はそんなに間違ってなかったりします。
 追いオリーブオイルをしないのなら、オリーブオイルの種類は気にしなくて大丈夫です。オリーブオイルの香りは火を通すとほぼ飛びますから。
 なので、逆にわざわざピュアオイルを買ってきて使う必要もありません。

 にんにくは青森産の六片にんにくがすきです。でも中国産でも大丈夫。スペイン産とかイタリア産にすると本場の味に近づくような気がします。

 とうがらしは好みの量、品種を。スーパーに売ってる中国産の鷹の爪は辛くないのが多い気はする。我が家では通販で買ったカラブリア産のペペロンチーノを使ってます。辛くない唐辛子を使うと、辛くするのに量を入れてしまうので、こっちのほうが結果的に安上がりなんですよね。

作り方

1、にんにくを包丁の腹などで潰し、みじん切りにする。ほうれん草は下処理が必要なら下処理して、食べやすい大きさに切っておく。にんにくの芽はとっておいたほうが良いが、そんなに気にしなくても大丈夫。

2、フライパンにオリーブオイルとにんにくと唐辛子を入れて、とろ火~弱火でオイルに味や香りを移す。にんにくが少しでも色づいてきたら、にんにくはフライパンの端に寄せたり、取り除いたりしておくように。すこしでも焦げると苦みがでます。

2.5、鍋に水と塩を入れて強火で沸騰させておき、このタイミングでパスタを茹ではじめると丁度良いタイミングでパスタが茹で上がる……と思います。

3、ツナとほうれん草をフライパンに投入し、弱火~中火でほうれん草を炒める。冷凍のほうれん草も冷凍されたものをそのまま入れて大丈夫。

4、ほうれん草がしんなりしてきたら、フライパンの火を止めて、茹で上がったパスタをフライパンに入れ、オイルや具材と混ぜ合わせたら完成。

備考

 ツナの塩味があるので、パスタを茹でるとき以外に塩を入れる必要はありません。
 オイルにパスタの茹で汁を入れて乳化する行程も必要ありません。

 冷凍のほうれん草を使えば、材料はすべて日持ちするものなので、それぞれストックしておいて、買い物が面倒な日とかに作ると良いと思います。

 隠し味に醤油とかをちょっと入れても美味しい。
 オリーブオイルをバターに変えて、にんにくと唐辛子を入れずに醤油を入れても美味しい。もはや別の料理だけど。

どうでもいい話

 ちぢみほうれん草はかなり美味しいので、売っていたらぜひ買ってみてほしい。下茹でも必要ありません。甘くて香り豊かで本当に美味しいのでマジオススメ。

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