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[DIY] 部屋の換気口ユニットを交換して花粉症対策

私は20数年来の花粉症持ちです。植物さんたちが悪いわけではないですが、花粉の季節はとってもってっても辛いです。
また、最近リフォーム&引っ越して部屋が綺麗になったのですが、換気口は交換してもらえず、綺麗な壁紙の中で黄ばんだ換気口ユニットが浮いていてずっと気になっていました。

ということで、いっそ換気口も綺麗にしちゃおう!そしてさらに花粉症対応としてパワーアップさせちゃおう!というのが今回のテーマです。

⚠注意⚠
個人で可能とはいっても賃貸の場合には勝手に行ってよいものではないはずです。特に後述のユニット交換は設備交換になる可能性があります。
管理会社に相談・確認の上で実施してください。

また、本記事はあくまで私の個人的なDIY記録であり、同じようにできることを保証するものではありません。
ミスると壁紙が破れたり設備を破損してしまうこともありますので、実施の際は自己責任の上でお願いします。



既設の換気口ユニット|経年劣化で汚い

年季を感じる換気口ユニット

もともとついていた換気口ユニットがこちらです。
押すと蓋部分が手前に出てきて吸気量を調節できるタイプです。
年季を感じますね。長年のお勤めご苦労様です。

プラスチックは黄ばんでいて、拭いてもとれない汚れがこびりついています。中のフィルタはべっとり真っ黒になっておりパッキンも役目を果たせないくらい劣化していました(グロくてお見せできません)。
フィルタが役目を果たせていないので、吸気した空気が直接あたる壁はすぐに黒くなってしまいます(新しい壁紙なのに・・・)。

・・・

これをなんとか綺麗にできないものだろうか、黄ばみをとってフィルタも新しくしたい。
初めは自分で交換できるものだと思っていませんでしたが、調べてみると業者に頼まなくても実は自分でも交換できそうだということがわかりました。
ならば、ユニットごと新品に交換してフィルタも花粉用のものにしよう!と思い立ったわけです。

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ユニット一式を購入

幸い、既設のものに品番シールが貼られたままだったので、そこから対応品を探していきます。

メーカ:株式会社ユニックス
型 番:KRP-BWFH

定番品のようで今も同じものをいろいろなところで購入できるようです。ありがたい。そう言われるとたしかによくみるタイプな気がします。
定番品とはいえ業者向けの商品なのでふらっと入ったお店で手に入るようなものではなさそうです。
近くのホームセンターには置いてありませんでした。残念。

Amazon や 楽天市場 からは購入することができました。
私が探していたときは商品単価と送料を考慮するとどちらでもトントンな感じでしたので、普段お使いのマーケットでよいかと思います。
・Amazon:単価としては高め。送料無料。
・楽天市場:Amazonより安めの単価で出品してくれているお店があるが、送料有料。

ユニックスのKRPシリーズにはサイズが2種類(はめる穴の径が100mmのものと150mmのもの)あるので、間違わないように購入します。
私は既設のものが 100mm のものと推測できたので 下記のKRP 100BWFH とそのフィルタを購入しました。
(Amazonの商品ページに図面と寸法が載っていたので参照して確認しました。)


▼換気口ユニット(プッシュ式角型レジスターというらしい)

▼花粉用フィルタ

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他メーカのものもあって気になったのですが、ユニットに合わせて壁紙がカットされてそうだったため、おとなしく同じサイズのユニックスのものにしました。壁紙がない部分が見えてしまうなんて悲惨ですからね。

こちらの方がベゼルが狭くてすっきり見えるそうです。
壁紙も合わせて張り替えるようなタイミングならこちらにしていたかもしれません。

・・・


交換作業

長くなってしまっていますが、ここからやっと交換作業に入ります。
なにごとも準備は大事ですからね。

【STEP1】 壁紙とのコーキングを綺麗に切断

壁紙とユニットのコーキング(隙間を埋めて綺麗にしているやつ)があれば、カッターナイフなどで丁寧に切断していきます。
柔らかいのでスッと入りました。ここをキッチリやっておかないとユニットを外すときに壁紙にまで引っ張られて破れてしまう可能性が考えられるので、そのような自体をさけるために丁寧に行います。


【STEP2】既設のユニットを撤去

ここの工程が最も大変です。丁寧さ気合パワーが必要です。

ユニット自体は壁の穴に嵌め込まれているだけの施工が多いらしく、ズボッと抜けるらしいです。
ただし、調べている中で「パテでがっちり接着されていた」という方も稀にいるようなので、正直これはガチャ要素だと思います。がっちり接着されていたとしたら破壊せねばならず素人には厳しいと思います。

※あまりにも汚かったため、交換後の綺麗な画像を使って説明しています

正直、めちゃめちゃ固いです。
上図のように支柱部分を持って力をかけて引っ張っていきます。
はじめ、壁紙との隙間からバールのようなものを差し込んでテコの原理で外そうとしたのですが全く無理です。壁紙が痛むだけなのでやめました。

うちのものは3箇所ほど少しだけゴムっぽいパテで固定されていましたが、それが千切れるまで頑張る必要があります。
それさえ千切れたらあとは楽勝。

外れました!! 腕がプルプルしますw

ここで気づきますが、やっぱりユニットの位置で壁紙が切られていました。
同じサイズのものにしておいてほんとによかったです。ナスタ社の方だと少し小さいので、この昔の壁紙が露出してしまうところでした。あぶねーー。


【STEP3】新しいユニットの取り付け

新しいものを取り付けるために、新しいユニットを開封して準備します。

レジスタ本体と花粉/DEP対策フィルタ
花粉対策のつよつよフィルタに取り替えます

つよつよフィルタ(花粉/DEP対策フィルタ)は消耗品なので定期的に取り替える必要があります。
ただ、このフィルタは四隅の黒いツメをもって引っ張れば簡単に外れるので、フィルタ交換だけであればなんの苦労もなく取り替えられます。


見た目をよりシンプルに

シールが表面に見えているのはダサいので剥がしました。
しかし型番など情報をぱっと知りたくなることもあるはずなので、普段目に見えない蓋の裏側に貼って保管しておきます。


いよいよ取り付けます。

壁に開いている穴に嵌め込みます。
このとき、レジスタ本体の向きを間違わないように注意です。
同じサイズのものなのでスッと入りました。当然といえば当然ですがほっと一安心。


【STEP4】仕上げ

嵌め込んだままだと壁紙との間に隙間があるので、コーキングをしてみます。

コーキングにはジョイントコークのホワイトを使いました。
壁紙を張り替えてもらったときに残ったものをクロス屋さんがくれたのがうちにあったのでそれを使いました。壁紙を引っ掛けて破いてしまったときの補修に便利なんだそうです。

作業イメージ
(この向きで写真をとりましたが、実際にはもっと隙間に沿わせながら作業しました)


初めての素人仕事にしてはいい感じにできたのではないでしょうか。
(近づいてみると荒いところが気になりますがw)


【STEP5】完成!!

蓋をつけて完成です! いい感じにできました。


まとめ

そもそも自分で交換できるのか調べるところから始まり、実際に交換まで行うことができました。
わからないことだらけでしたが、意外にも素人が個人でできちゃいました。
楽しかったー。

今回リビングと寝室の2箇所を同様に取り替えました。
取り替えから3週間ほど経ちましたが、特に不具合なく使えています。
綺麗な壁紙の中で黄ばんで浮いていた換気口を新品に交換できたことで、壁一面が綺麗になり、しかも花粉症対策もできて大満足です。


・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。
なかなか実施する機会のないことをDIYでやってみたので、その過程をまとめてみました。いかがでしたでしょうか?

やってみたからこそわかることや感じるおもしろさがあるので、それらを少しでもお伝えできていたらうれしいです。
この部分もっと詳しく知りたいなどあればコメントいただけましたら、わかる範囲で回答できればと思います。

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