見出し画像

週末タコス2020年3月8日

週末はタコスを作ることにしている。
そんなに手間ではないので平日でも良いのだが、土日どちらかはどこにも出掛けずダラダラする事が多いので、一つのコンテンツとしてタコスを作ることにしているのだ。
昨日はあいにくの天気という事もありTSUTAYAでDVDを借りてきて観ていた。我が家はTVを録画してまで観ないと思っているためレコーダーが無く、ぼくが一人暮らしを始めた時に買った10年前くらいのDVD再生機があるのみである。家での映画鑑賞はほぼamazon primeであるためblu-rayを再生する機械が無い。(PCの外付けで観れない事はないのだが、MACで観るのは小さいし、TVに飛ばすのは面倒。)
そのため、レンタルは久々だし、選択肢はDVDしかなかったので仕方ないのだが、配信画質に慣れるとDVDの画質は粗くて気になる。DVDが出た当時は感動したというのに、目も肥えていくものである。

さて、タコスの話に戻ろう。

以前にも投稿しているがマサを使うようになったことによってトルティージャは難なく焼けるようになってきた。トルティージャに関しての課題は、丸さと焼くスピードである。ニトリのスキレットでは1回に1枚しか焼けないので効率が悪い。そこで、ホットプレートの導入を考えている。また、トルティージャプレス(プレンサ)を使わないと伸ばせないのだが、水分量が少ないのか伸ばす前の団子状の段階で少し割れが発生しており、綺麗な丸にならない。綺麗な丸でなくても味に影響はほぼ無いのだが、限りなく真円に近い丸にしたい。タコスはトルティージャというカンバスの上に広がる刹那の芸術である。
今回はくっつき防止にフライングタイガーで買ったパンダちゃんのプラスチックバッグを使用した。20枚あり今後も良く登場すると思うので、可愛がって頂きたい。

画像1

この週末は、鶏ももステーキのタコスを作った。

トルティージャ
マサ 100g
水酸化カルシウム 小さじ1/3
塩 小さじ1/3
水 180cc

サルサ
プチトマト10個
玉ねぎ1/2
ししとう2本(ししとうではハラペーニョの代役は務まらなかった)
グレープシードオイル大さじ1
おろしにんにく適量
塩適量

トマト、玉ねぎ、ししとうは微塵切り。ししとうはハラペーニョっぽさを出したいための代用品であるが辛さは無いため、トッピングで酢漬けのハラペーニョとチョルーラを用意した。酢漬けのハラペーニョとチョルーラはKALDIにて調達。

野菜
レタス4枚千切り
ルッコラ1株細かく切る

鶏もも肉
塩コショウで下味をつける。今日のタコスの味付けはフレッシュサルサとこの鶏のみため、少し強めに味付ける。フライパンを熱し、皮目を下にして皮がカリカリになるまで焼く。ひっくり返して、皮目から出た油をかけながら焼いていく。

以上である。レタスとルッコラは妻がカットした。ルッコラは妻が好きなので、ぼくは不要とは思いつつ入れている。

本当は夜をタコスにする予定だったのだが、toystory4を見て感情が昂ったため、「ランチはおれが(タコスを)作るよ!」と高らかに宣言した。え?今から作るの?残り物でいいよ?という妻に「大丈夫!30分待ってね!」と告げキビキビと作業を開始した。
そして30分後、そこには下味を付けた鶏肉と、サルサ用に刻まれたトマトとししとう、微塵切りで水にさらした玉ねぎ、小分けにして伸ばす前のトルティージャの生地があった。妻はドラクエをしていたが、もう30分経ったけど何か手伝おうか?と言ってくれた。ぼくはトルティージャの生地を小分けにすることをお願いした。その間に、玉ねぎを水切りし、サルサを混ぜて鶏肉を焼き始める。できた。という妻の生地を受け取り、次に妻にはレタスとルッコラのカットを依頼して、プレンサで生地を伸ばし焼き始める。トルティージャが膨らむ横では鶏が香ばしく焼けていく。レタスとルッコラをカットし終わった妻はまたドラクエを始めたが、明らかに腹が減っている様子である。あと30分待ってね!とぼくが言ってから既に50分が経過している。なぜぼくは30分などと言ってしまったのか。昨晩の鍋の残り物にしていれば、もう食べ終わっている頃である。妻の脳内は、toystory4を観終わったら鍋で昼食となっていたはずだ。それなのに、もう50分も待たせている。急がないとマズイぞ。という意識に支配される。

画像2


早速焼けたトルティージャを少しだけ蒸して野菜を乗せて、鶏肉の焼けたところをカットして乗せ、サルサとサワークリームをかけて妻に渡す。先に食べていいの?という妻に味見を兼ねて食べて欲しいと伝えて食べてもらう。美味しい!けど、パンチが弱い。という事なので、サルサの味を少し強めて、今度はぼくが食べてみる。鶏肉のシンプルなうま味とサルサの爽やかさ、野菜のみずみずしさが広がり、それをコーントルティージャの香ばしさと爽やかな酸味を纏ったサワークリームの深いコクが包んでくれる。ああ。これを食べたかったんだというタコスであった。トルティージャを焼きながら二人で食べ進め、用意したトルティージャ、鶏肉、サルサ、野菜ほぼ全て食べきってしまった。

振り返り
トルティージャの生地を1枚づつ焼くのは効率が悪い。同時に4枚は焼きたい。
外食でもありがちだが、肉は焼きあがってから皿に乗せるとどんどん冷める。冷めずに提供するための方法を考えたい。
これもタコスによくあることだが、サルサの水分が多すぎてタコスの端から液だれを起こす。主にトマトの水分が原因だと思われるので、改善したい。

妻からの総評
タコス自体は前回を大幅に上回る出来であった。ただし、パクチーとライムの用意が無かったため、ハラペーニョやチョルーラで味付けをしても、最終的に足りない感が残る。また、提供時間には大きな難がある。トルティージャはどうしてもその場で焼かなければならないものなのか、そうであるなら、現在のプレンサとスキレットは大きなボトルネックになっている。生産体制は至急見直して欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?