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【45冊目】「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 細谷攻
抽象度が上がれば上がるほど一般的になり、具体性が上がれば上がるほど特殊な個別の事象になっていきます。このために抽象度が高い表現であればあるほどカバーする範囲が広くなり、知的対象の範囲が広がっていくことになるのです。つまり、抽象度が高くなれ ばなるほど言葉の汎用性が上がり、一つの言葉で表現できる対象の数が増えていきます。
「ざっくりと分けてしまうことで、複数の事象をまとめて扱ってしまう代わりに、
【30冊目】まぐれ ナシーム・ニコラス・タレブ
リスクに気づいたりリスクを避けたりといった活動のほとんどをつかさどるのは、脳の「考える」部分ではなく「感じる」部分なのだ。合理的な考えが役割を果たすのは、ほとんど、自分の行動に何か理屈をつけて正当化するときのようだ。
後知恵バイアス
事象が起きた後に得られた情報を、事象が起きたときにわかっていたはずだと考え、 その結果、事象が起きた当時の情報を過大に見積もってしまうこと。「最初からわかっていたよ
【29冊目】身銭を切れ ナシーム・ニコラス・タレブ
干渉屋たちがいつまでたっても学習しないのは、身銭を切っていないからだ。身銭を切らない連中(官僚化された組織)が設計した物事は、どんどん複雑になる傾向がある(そして、最終的に崩壊する)。
アドバイスが間違っていた場合の罰則が存在しないかぎり、アドバイスを生業としている人間のアドバイスは真に受けるな。
ニーチェ
「すべての人に同情する」ということは わが隣人よ! それは君自身を過酷に扱い、虐待するこ
【27・28冊目】ブラックスワン ナシーム・ニコラス・タレブ
黒い白鳥が見えない場合の問題点
a 最初から目に見える一部に焦点を当て、それを目に見えない部分に一般化する。つまり追認の誤り。
b はっきりしたパターンをほしがる自分のプラトン性を満足させる講釈で自分をごまかす。つまり講釈の誤り。
c 黒い白鳥なんていないかのように行動する。人間は生まれつき、黒い白鳥に向かないようにできている。
d 目に見えるものが全部だとは限らない。歴史は黒い白鳥を隠し、黒