✩社内公募に落選しないの法

もはや半年以上も前のことだが、弊社内では社内公募があった。
結論から言うとしっかり落選したのだが、この経験を踏まえ、何が見られているのかを備忘録として書き残しておこうと思う。
※主語がデカイ時もありますが、大目に見てやってください。
※とても田舎の、閉鎖的な社会及び会社で過ごしている人のたわごとです。

きっかけは、今頃流行り出したDX
それを社内で強化するために人材を募集します。
とのことだった。
歩み出し遅いな?と思ったが、どの会社もそんなもんだろうと思った。

入社してそろそろ4年くらい経つし、ぼちぼちなんか挑戦すっか〜😄的な軽い気持ちで応募したところ、書類選考は通ってしまった。
何も考えずに書いた志望理由や動機がすんなり通ってしまったことから、この時は自分の才能がやはり恐ろしい・・・!😨と自惚れていた。

そして、一次面接。
あまり面接とかで緊張するタイプではないので、ラフな気持ちで受け答えしていた。
「インターネットには詳しいですか?」
「どういう形で社内が変わると思いますか?」
「日頃業務を行う上で、ITを活用できているところはありますか?」

し、質問のレベルが低すぎる・・・!😨
こんなレベルで本当に社内のDX化ができるのだろうか。
内容も抽象的で、客観性に欠けるし・・・。
色々思うところはあったが、ひとまず、絶対の法則である結論ファースト&ハキハキした口調で話をしたところ、一次審査も通ってしまった。
こんなんで通るの・・・!?とむしろ応募してきた人たちのレベルを疑うほどであった。

というか、IT関係の知識レベルとか、どう生かしていけるとか、そういった話をしていくんじゃないの?!今のITがどれくらいのスピードで進んでいてとかそういう話をするのかと思いきや、全くそんなことはなかった。

そして最終面接
役員の皆様方と面接をしたが、聞かれる内容はITとはやはりほぼ関係がなかったのである。
「転勤があっても大丈夫か?」
「今後のキャリアとして何を考えているのか?」
など、キャリアプランに聞かれる方が多かった。DX強化なのに転勤をする理由とは?とも思い、それを聞いたがお茶を濁された。🍵
その後も質問が続いたが、結局転勤ができるかどうかに拘っていた。

転勤の部分を拒否していたせいか、落選した。
気軽に応募した内容だったので、ダメージはないのだが、社内公募に初挑戦してみてどういったことが求められているのかを(n=1だが)一部知ることができた。

まず1つ目
おそらく社内人材公募にて、テーマに強いかどうかはそこまで求められていないと言うこと。
ただでさえジェネラリストを求めがちな日本のサラリーマン社会で、そんなにスペシャリティの高い技能はそもそも求められにくい。

2つ目
何ができるかよりも、何がしたい、どうありたいの方が重要視されていたこと。
個人的観測だが、熱意が足りないのも伝わっていたと思う。思いつきで応募した結果、熱意はおろか、キャリアプランも定まっていないのだから、あやふやな回答をしてしまっていたと客観視できる。
会社として、長い目で見てどうなるかまでを考えてくれていたのだ。長い目で見る、ということがあまり私には馴染みのないものであったので、慧眼であった。
そう考えると、軽い気持ちで応募したのをやや申し訳なく思う。🙇‍♂️

3つ目
会社というのは、それが一つの社会であって、一般的な社会とはまた別個の存在、一般社会で起きている事柄を吸収し、進んでいくもの🚶‍♂️
という学び。世界標準を借りに取り入れたところで、サラリーマン社会にはあまり効果を感じられないかも。

というわけで、誰か社内公募を考えている人に刺されば幸いです。

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