【読書】あの人はなぜおもしろいのか。つまらない人を卒業しよう。
「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
吉田 照幸
SBクリエイティブ
引用BEST3
『ウケる』というのは自分が目立ってその場を面白くするのではない。『ウケる』とは『受ける』である。場の空気を読み、相手を気遣う『おもてなし』こそが『ウケる』のだ。
仲が良いとは言えない人と話す場面ではひたすら聞きに徹するのが正解。焦って笑わせようとしても相手も疲れるだけ。
大切なのは笑顔です。まずは素直に楽しい、嬉しいという感情を笑顔で伝えること。
要約
楽しい会話には面白い話は必要ない。焦ったり無理にテンションを上げるのは逆効果。盛り上がっているところに割り込むなどの自己中はしない。
感想・意見
人気者のアイツはなぜあんなに話が上手いんだろう。いるだけで盛り上がる、そんな存在になりたいとうらやむ気持ちがある。
面白い人になろうとするとどうしても話すほうに目が行きがちだが、話すことは重用ではないとこの本を読んで再認識させられた。
確かに話上手な友人を観察していると、トーク内容よりも会話のリズムやリアクションに優れている人が多い。
特に話上手でない私にとっての目指すべき方向性はこちらだと確信した。
ただ「聴く」タイプの人同士になったときにはどうすればよいのだろう。
そんなシチュエーションでも「徹底的に聴く」ことのできる人になれたら素敵かもしれない。
参考になった抜粋
雑談の8つの公式
1. 「オレも」「私も」は禁止。相手の特別感を消さない。
2. YES,NOの質問,答えはしない
WHY,HOWを使うようにする。答えるにしても話を続けられるようにする。
3. WHY,HOWを使う。
「情報」よりも「理由」「行動」「気持ち」を聞き、その人となりを引き出す。
4. 相手の話をただ受け止めない。
興味がなくても聞き返す。ないし他の話を出す。
5. 相手の話を「映像化」させれば質問を思いつく。
6. 「返答」は具体的な言葉を入れる。
漠然とした話では相手も話を続けられない。
7. 答えが明らかな質問はしない。
8. 複数人のときでもまず近くの人から。
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