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【読書】変わりたい・現状から抜け出したい「男」におくる本。

究極の男磨き道 ナンパ

零時 レイ
BbR

引用BEST3

  1. 少しずつ行動範囲を押し広げていけばこれからの人生はまるで別物になると確信できました。

  2. 引きこもってさえいればメンタル弱小すぎるコミュ障の病んだ自分に気が付かないままぬくぬくと生きていけるのです

  3. 毎日コツコツと声掛けをして着実に前進して行く人と、躊躇しまくりながら「行かない理由」ばかりを頭で大量生産してしょちゅう地蔵して後ずさりばかりしてしまう人ではいずれとんでもない差が開く。

要約

引きこもってさえいれば病んだ自分に気が付かないままぬくぬくと生きていけるが、それでは自分の可能性を投げ捨てているようなものでもったいない。少しずつ行動範囲を押し広げていき、自分は自分を取り巻く状況や自分の人生の当事者そのものであるという感覚を掴むことで人生はまるで別物になる。

その上でナンパが推奨される。人は社会性だの秩序感覚だのを学習し、ナンパなど非社会的な行為をしてはいけないと思いこんでしまうがそれは違う。ナンパはパワハラやセクハラなしで直球勝負に気に入った女に話しかける後ろめたくないものであり、弱小すぎて人生全体のボトルネックとなっている部分を鍛え上げてくれるものなのだ。

ナンパは時にハードなものであり、初心者は躊躇しまくりながら「行かない理由」ばかりを頭で大量生産したり、ぎこちない空気しか作れないのは自分の腕のせいなのに年の差だとかキャラという外的な要因に求めてしまう。しかし「何としてもゲトるぞ」と結果を無理やり手繰り寄せるような強い姿勢で経験を積むことで、ちょっとしたことでは動じないメンタル、落ち着いて冷静に頭をくるくる回転させて臨機応変に物事に対処できる力を身に着け、ナンパを通して男としての内面が磨かれると外見も自然に変わってくる。

感想・意見

この本を語るにあたって「ナンパ」の是非については議論しないことにしよう。人に迷惑をかけている面は間違いなくあると思うし、犯罪につながるようなケースも散見される。
ただこの本を「低俗なナンパ」の本と思って読まないのであればそれはもったいない。

私はそこそこの容姿をもっていながらメンタル的な面で女の子関係が苦手だった。平均よりモテてはいたし、告白をされたこともある。けれど心はずっと非モテだった。

そんな自分を変えるきっかけになった本がこれ。
この本はテクニックも少し書かれてはいるが、むしろ心を奮い立たせてくれる自己啓発本である。(むしろテクニックは役に立たないことが多かったので注意)
ナンパについては別の機会に詳しく書こうと思うが、この本を読んで心が奮い立った私の人生は変わった。
(現状ナンパ界隈が一部の人間によってビジネス化しているのがとても残念。。。)

自分を変えたい、けど変えられない。そんなおとこに読んでみて欲しい。この本に書かれている世界は突拍子もない、自分には関係ない世界に見えるかもしれない。けれど確かにあってそれはあなたにも飛び込むことができる世界なのだ。

この本を読んでナンパを始めてほしいのではない、著者や私のように人生を変えるきっかけにしてほしいのだ。

参考になった抜粋

「どう思われるのかを恐れる気持ち」がまさに対人恐怖症の根本にある。
しかし知らない人にどう思われようが本当はどうでもいいことのはず。

引きこもってさえいればメンタル弱小すぎるコミュ障の病んだ自分に気が付かないままぬくぬくと生きていけるのです。

弱小すぎて人生全体のボトルネックとなっている部分を鍛え上げてくれるものがナンパ。

自己尊重が過剰に強い人は常に他人の評価を気にしすぎるため感情の浮き沈みが激しく、自分に固執しすぎるため自分を変えるよりも相手が変わることばかりを期待・要求しそれが無理だとわかると自分の行動範囲を狭めることで対処し何も達成できない。

こうやって少しずつ行動範囲を押し広げていけばこれからの人生はまるで別物になると確信できました。

自分は自分を取り巻く状況や自分の人生の当事者そのものであるという感覚。

ナンパはハードな活動である。大半が挫折してしまう。

社会性だの秩序感覚だのを学習し、ナンパなどという非社会的な行為をしてはいけないと思いこんでしまう。
自分を徹底改造したいのであれば、抵抗を覚えるからこそ行くべし。

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