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韓国語文法への公理論的接近 第4章 動詞の活用


4.1 はじめに

ここまでで文の構造を学習した。重要なのは、名詞の末尾に助詞を追加して、各名詞が文中でどのように機能するかを示せると言うことである。しかし、動詞についてはまだまったく理解できていない。これまでに述べた唯一のことは、文が動詞で終わるということである。この本では、用言を文の最後に来る可能性のある単語として定義する。これには、動詞、形容詞、있다と없다、이다と아니다が含まれる。文脈によっては動詞という単語が用言の意味で使われていることを付記しておく(例えば、すぐ後に出てくる「不規則活用動詞」には形容詞も多く含まれる)。用言は語尾を変えて特定の意味やニュアンスを持たせる。用言の語尾の種類は非常に多く、それが韓国語を豊かにしている。

用言は常に다で終わる。この部分を語尾と呼ぶが、語尾の変化が議論されるとき、何が変わるかというとこの部分である。もう一つの部分は語幹と呼ばれる。

この章では、まず4つの基本的な語尾を紹介する。用言がどのように活用してそれらの語尾になるのかについて説明する。ここで挙げる動詞は規則活用動詞と呼ばれるため、例の数がかなり限られていることに注意したい。9章では、不規則活用動詞が語尾をどのように変化させるかを見ていく。

4.2 4つの基本となる語尾

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