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京極スタンド 京都新京極商店街

新京極商店街に昔からある呑み屋さん?ごはん屋さん?スタンドという名前から勝手に立ち呑みだと思っていたけど、めちゃめちゃ座るスタイル。

入って右側は大理石の長いテーブル。1人なのか仲間なのかわからない距離でずらっと座るお客さんはどうやらペアの場合向かい合わせに案内されるらしい。

呑んでる人も定食を食べてる人もいる。ハットに杖を持った紳士から、若い女の子まで。

左側は丸いテーブルの4、5人席が確か3つ。相席でどんどん通されるけど全く気まずさも違和感もない盛況っぷり。平日の昼間とは思えない。

そんなに広さはないがガラス張りの壁のせいか窮屈感はなく、昔ながらのビアホールの雰囲気が漂う。

ホール担当は全員おばちゃん。安心感はきっとここから。

最近作ったレトロではない、本当にできた頃のまま、昭和な店内は圧巻のかっこよさ。タイルや照明、椅子、メニュー全てがクラシック。
特に奥のカウンターが素敵。でたぶんその奥がキッチン。カチャカチャ聴こえる音が食堂っぽくて良い。

ここはハシゴ酒2軒目。ポテサラとめかぶ酢とキリンラガーで過ごす。ハムカツ食べときゃよかったなと思ったけど、我々の胃が持たないため無理は禁物。

とても上からだけど、思ってた以上によかった。また来たいと思う。

お会計にレジに向かうと生き字引のような女性が。一見の私たちにも優しくこの店の歴史を軽く話してくれた。自分たちへのお土産に京極スタンドバッチを購入。デカくて目立つのでまだどこにも付けてない。

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