きみへ

君には、言いたいこと言った。
でも、本当に言いたいことは言えてない。
だから、ここに残すことを許してね。

---

まず、私に優しくしてくれてありがとう。
「もうつらい」「もう生きていく自信ない」

こんなネガティブなことばっか言っちゃってごめん。
君の前では、明るくて元気な可愛い私でいたかったんだ。
でも、つい君にだけは頼っちゃったよ。
君は、私の地獄に寄り添った言葉をくれるのが分かっていたから頼っちゃったんだ。無責任に「元気になってね」とか言わないし、無理に前を向かせようとしないから。私のいるところが地獄でも寄り添いにきてくれるところがすごく好き。
君は、自分の話をすることはなかったけれど、辛い経験があったから優しい言葉をくれるんだろうな、となんとなく感じていました。

「電話しよう」だなんて言ってきたことないのに、そう言ってくれて嬉しかった。君の声聞きたかったけど、聞いたら泣いちゃいそうで、本音が出ちゃいそうで断っちゃった。

前の私は君に
「さよならしても、たまにでいいから、辛くなった時にだけでもいいなら私のこと思い出してね。私のこと忘れないで」
なんてわがまま言っちゃったけど、

今の私は、誰よりも君の幸せを願ってる自信がある。これから先、君と永遠の愛を誓う人がいても、この思いだけは負けない。だから、私のこと忘れて幸せになってね。

今はそう思ってる。進化なのか退化なのか分からないけれど。
いいんだ、一瞬でも私と過ごしてくれた時間があることが私は幸せだったの。かけがえのない思い出を作ってくれてありがとう。ここまで好きにならせてくれてありがとう。

私が君のことを覚えてる。絶対に忘れない。
だから、私のことも、私との思い出も忘れて、幸せでいてください。

すごい幸せだった。ここまで好きになれたの楽しかったよ。
君のこと考えて、ダイエットしたり、綺麗になりたい！って努力できた日々も、会えた時はもちろん楽しくて、幸せだった。

君が1つ年下だなんて思えなかったよ。あまりにも大人びてて、甘えすぎちゃったね。そんな私を、可愛いってたくさん言ってくれてありがとう。

初めてご飯に行った時、
「ここは出させて、可愛いのが悪い」
って、ご馳走してくれた時、どきどきしちゃった。

私、幸せな女の子だった。ロミオとジュリエットに負けないお姫様になれてた。シェイクスピアも驚くね。

本当にありがとう。君に出会えてよかった。
生きててくれてありがとう。
人生だから辛いこともあると思うけど、
どうか、幸せな日々が送れますように。
君が誰に否定させても、嫌われることがあっても、私はずっと味方です。ここにいます。絶対覚えてるから。
それは君には内緒だけど。

愛されることも幸せになることも恐れている私にそう思わせてくれてありがとう。
悔しいけど、大好きだよ愛してる。

君に頼れた、辛いって言えた。人を救う努力だけじゃなくて、自分も救われる努力もできるようになりたい。