4つの防衛反応 #1 (複雑性PTSD)
危険を察知した際に、人間は『闘争または逃走(flight or flight)』という状態になることを知っている方も多いとは思いますが、実は最近はその他にも防衛反応が2つあると言われています。
残りの二つが『フリーズ、迎合(Freeze, Fawn)』になります。
この4つをとてもわかりやすく言うと、例えば友人間や職場でトラブルがあった際にはそれぞれ
こんな感じになります。
この防衛反応自体は誰しもが持っているもので、その時々の状況でどれが一番最適な反応になるのかも変わるのですが、複雑性PTSDを持っている人は多くの場合この反応が必要以上に表に出ている時間が長くなっています。
さらに長期間に渡り防衛反応を必要としていた複雑性PTSDの人は、あまりに防衛反応が出ていた時間が長すぎて自分が主に使っている防衛反応を自分の性格だと思い込んでいることが多いです。
といった具合です。
しかし、実はこれらの傾向は防衛反応からきているもので実際の性格とは全く関係がない…と知り、私は驚愕どころではなかったです。だって今までそれこそが自分の性格だったと思っていたのです。
最初は本当に困惑し、『では自分というのはどんな人間なんだ?』と一ヶ月は自問自答していました…。
続き。逃走反応について
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