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【バイの風俗嬢日記】良いサービスが提供できたと思う瞬間

こんにちは。

先日、この仕事をやっていてよかったな、と思う瞬間がありました。
一通りプレイが終わり、お互いベットの上で休憩しているとお客様がぽつりと言いました。

「実は最近、彼女とうまくいってないんだよね」

話を聞くと、お客様(Aさん)は、付き合って2年になる彼女と同棲中だそうです。お互いの予定をカレンダーで共有するほど仲が良く、Aさんより8歳年下の彼女のことをAさんはとても大事に思っていました。

25歳の彼女は、社交的な性格で友人と飲みに行ったり泊りに行ったりするそうです。Aさんは仕事柄、帰りが遅いので彼女の帰宅が遅くなってもそこまで何も言わないそうですが、毎月友人と泊りに行ったり、頻繁に遊びにいくことにもやもやする、とおっしゃていました。

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「25歳って遊びたい盛りだよね。俺も25歳の時は遊んでたから、あんまり言いたくないんだけど」

Aさんは遊びたい盛りの彼女に理解を示したいが、ほかの男ともしかしたら飲みに行ったり、そのまま泊まったりしているのでは、
と疑いたくなくても、そのような疑念が湧いてきて悩んでしまう、とのことでした。

彼女よりも8歳年上ということもあり、嫉妬した自分をさらけ出したくはないが、何も言わずに受け入れるだけも苦しい、友人にも恥ずかしくて相談できない、と話しているAさんを見て私は思ったことを率直に言いました。

「思っていることを素直に伝えるのもありだと思います。本音で話し合えるのって信頼関係がないとできないことですから。お互い何でも言い合える仲になると安心感が生まれますよね」

ちょっと偉そうになってしまいましたが、私も男女関係なく何でも言える関係がある人とは安心していられます。

風俗嬢の仕事をしていて良かったと思う瞬間

私も25歳の時は、遊びまくっていました。笑
過去に戻れるなら、「もうちょっと自制したら?」と自分に言いたいくらいですw
そんな時期に、優しく受け止めてくれる人がいることは本当に素敵なことだ、と伝えたところAさんが言いました。

「今日、ここに来てよかった。自分の中で今一番悩んでたんだけど、誰にも言えなかったんだよね。ありがとう。また来るよ」

お客様から「ありがとう。また来るよ」と言われた瞬間、頑張ってよかったなって、心の底から思います。

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周りには言いにくいけど内心は思っている、悩んでいることを打ち明けてくれると、お客様の性欲を満たすだけでなく、少しは心もほぐすことができたのかな、と思いました。

その出来事があってから、お客様がふと本音を話したくなるようなサービスを提供できるようにしようと心掛けるようになりました。

お客様の性欲を満たすことは風俗嬢としての最低ラインですが、そこから限られた時間の中で、どんな付加価値を生み出すかは自分次第だと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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