見出し画像

これがおいらのロード・オブ・ザ・リング

先週、家の前(敷地内)で見知らぬ指輪を拾いました(え?)(正確には次男に拾わせました。)。遠目には飲料缶のプルタブに見えましたが(今時プルタブのほうが珍しい)、なんと本物の指輪でした。ダイヤらしき石も真ん中に。“えーまじまじー?もしかしたら、すごいものかもしれない!どーしよ、警察届けよう!”というところで…

“でも、この指輪の価値知りたーい!“と強く思っちゃいまして。(ミーハー魂!)

そういや、駅前におたからやという貴金属買取屋があったことを思い出し、ようやく今日指輪を持って行ってきました。

自動ドアを入ると、なんの飾りもない白い部屋に、机に向かい合った椅子が二セット。

奥から出てきた女性店員に、指輪を渡すと「ご自分のですか?どのように手に入れたのですか?」と聞かれて、ドキー!(今思えば当たり前の質問。)

売る気もないのに査定を頼むのは悪いかと思い、「自分のです。もらいました。」と咄嗟に答えてしまったわたし。悪い子!

「今、プラチナは安いんですよねー。金の半額くらいなんです」と何度も念を押されて、では詳しく調べますと奥に持ってっちゃいまして。

待ってる間、「いやまてよ、これって盗難届的な物が出てて、裏のシステムで共有されててわたしが窃盗容疑でつかまるとかないよね?」とびびりまくり(ここ警察でもないのに)落ち着かず。10分くらいして、今度は別のお兄さんが電卓片手に出てきました。どうやら細かく重さを測ったようです。

「プラチナは今安くて、金の半額くらいなんですよー」とさっき聞いた話をまた聞かされて。「まわりの小さなダイヤもほとんど値がつかないですねー。

真ん中のダイヤは0.35カラットなんですが、奥の肉眼では見えづらいところに、傷があってー」と恐る恐る出してきた電卓には…

1...5...え?15万?と思ったら1万5000円でした。傷がなければ20000円いったんですけどねーと。

へー。ほー。ふーん。

そこでやはりごまかしつづけられず、「実はこれ拾ったんです。これから警察に届けます。査定してくださってありがとうございました。また別の機会に改めてうかがいます」と申し上げました。

すると男性驚きつつ、「買った時はたぶん二桁万円だったと思いますよ」と。へー。そうなんだ!

40数年生きて来て、ダイヤの指輪を拾ったのは初めての経験でした。15000円だとしてもすごくないですか?明日次男と警察いってきまーす!

指輪ちゃん、お疲れ様。次は警察だ。待たせてすまん。持ち主みつかるといいね。

(ちなみにロードオブザリングは未見です。あしからずご了承ください)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?