マガジンのカバー画像

いぬとうさぎのオーケストラ

568
Twitterにアップした記事の集大成。世の中に「歴史的名演」と言われるものは多々あるけれど、好き、嫌いは人それぞれ。未来の自分に向けての備忘録 最初の記事が、目次となっています…
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

ヤニス・イヴァノフス (1906 1983 77)

交響曲11,13 2024.02.29 交響曲11 2024.02.28 エドガース・トンス/ラトビア国立響 交響曲13「人間」 2024.02.29 アレクサンドル・ヴィルマニス/ラトビア国立放送響(?) 交響曲 2022.10.10 交響曲 2022.10.10交響曲1「詩曲」 2022.09.28 ヴァシリー・シナイスキー/ラトビア響交響曲2 2022.09.28 ヴァシリー・シナイスキー/ラトビア国立響交響曲3 2022.09.28 ドミトリ・

フェルナンド・ロペス=グラサ (1906 1994 88)

シンフォニエッタ「ハイドンのオマージュ」 2022.10.13 ブルーノ・ポラリーニョ/ポルトガル響 シンフォニア 2022.10.13 アルヴァロ・カッスート/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管

アレクサンドル・モイゼス (1906 1984 78)

交響曲1-12 2022.10.23 ラディスラフ・スロヴァーク/スロヴァキア放送響 アレクサンドル・モイゼス 交響曲12曲全集、ラディスラフ・スロヴァーク/スロヴァキア放送響。スロバキアの作曲家。初期のものはなんとなくブルックナーに似ており、それが徐々に新古典主義派で軽快なタッチに変わり、5-7番ではとても幸福そうな印象。ところがプラハの春を主題にした8番では一転、深刻でショスタコーヴィッチ風の冷たさを感じる。 交響曲1-12 2022.10.23 ラディスラフ・スロ

ジャン・デトワイラー (1907 1994 87)

スキー交響曲 2022.10.18 ジャン・デトワイラー/ローザンヌ放送局管 ジャン・デトワイラー スキー交響曲、デトワイラー/ローザンヌ放送局管。随所に木管や弦での半音階の下降形が出てきて、安直にスキーを表しているのだろう。Harpや金管のファンファーレ、Trbによる嵐の描写など様々、女声合唱や独唱も入るが、最後のあたりはなんだか東洋的に聞こえたりする。 アルプス交響曲 2022.10.18 ジャン・デトワイラー/ルツェルン管 デトワイラー アルプス交響曲、デトワイラ

コンスタンティン・イヴァノフ (1907 1984 77)

交響曲「ユーリ・ガガーリンの思い出」 2022.10.26 コンスタンティン・イヴァノフ/全ソ連放送・テレビ局ボリショイ響 コンスタンティン・イヴァノフ 交響曲「ユーリ・ガガーリンの思い出」、コンスタンティン・イヴァノフ/全ソ連放送・テレビ局ボリショイ響。ロシアの指揮者、作曲家。通信音のようなピーという音で始まり暗黒宇宙と孤独感を想像させる。木管の神秘的なソロが何か予感させる。2楽章はTrpで強烈に始まりPiccがきらめく星空を描く。 交響曲「ユーリ・ガガーリンの思い出」

カマルゴ・グアルニエリ (1907 1993 86)

交響曲1-6 2022.10.29 ジョン・ネシュリング/サンパウロ響 カマルゴ・グアルニエリ 交響曲1番‐6番、ジョン・ネシュリング/サンパウロ響。ブラジルの作曲家。7番まであるようだが7番の音源が見当たらず。いずれも、多彩で弾けるリズムが特徴。すべて3楽章形式。オケもご当地感溢れる機敏な演奏で、オーケストレーションも面白い。ただ、歯切れ良いリズムと静けさと情緒、そして情熱的旋律のパターンが繰り返され少し飽きてしまう。 交響曲1 2022.10.26 ジョン・ネシュリ

ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ (1907 1951 44)

マクベス交響曲 2022.10.30 アレクサンドル・ティトフ/サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ響 ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ マクベス交響曲、アレクサンドル・ティトフ/サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ響。勇ましい行進曲風に始まるが、その後はなんだかR.シュトラウスの交響詩のような展開がつづき、物語を再現しているのだろう。最後は悲劇的雰囲気より徐々に盛り上がり輝かしく終わる、