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富岡製糸場に到着~グンマー秘境編その10

そうだ、秘境、行こう。

そんなワケの分からない理由から始まった日帰り旅の第10回でございます。

富岡製糸場に続く道は昭和の木造家屋がたくさん残っていて、歩いて見て回るのにとてもよく整備されていました。
そして、こんな施設もしっかり残されていました。

これも休憩所か何かかな?……と、思いきや。
実はここも古い製糸場を資料館として整備したものです。
雰囲気のある戸口

どうやら、富岡製糸場の周辺にも規模の小さい製糸場がいくつもこの辺にはあったみたいで、ここはそのひとつだったようです。
現在は休憩所兼資料館といった感じで、展示物は多くはありませんが、当時使っていた設備が残っていて、展示もされています。
ここで、富岡製糸場の入場券も販売しています。
富岡製糸場の正面入口の窓口で購入するより、こちらで購入した方がスムーズに行けるかもしれません。
(ここの他にも周辺で何カ所か扱っているお店があります)
というわけで。

いよいよ来ましたよ。ここから左に向くと……
製糸場の正門でございます。

ここまで、上州富岡駅から真っ直ぐ歩いても10分そこそこですから、余裕で歩いて訪問できる、手頃なスポットですね。
入場券はさっきの旧韮塚製糸場跡で入手してますので、さっそく見ていきましょう。

レンガの壁と窓の鎧戸の白のコントラストが美しい

まずは、この正面の棟の中を見ていきます。
ここは、倉庫棟だったようで、内部は広い空間です。
その空間を使って、こんな催しもやってました。

これも昔懐かしさを感じる絵てがみの数々

じっくり絵てがみを堪能してから、この建物を抜けた敷地の向こう側に行ってみます。
お、これは……。

ちょっとした倉庫もレンガ組みが美しいです。
構体自体は木造で、壁面がレンガなんですね。

今のレンガの壁面って、レンガの表面が綺麗に平らになっていて、それはそれで非常に美しく仕上がるのですが、ここで使われているものは表面を平滑に加工まではしていませんが、それでもここのレンガ組みはそれすらも味になる、美しい仕上がりです。
こんな、ちょっとした倉庫を見ても「ああ、いいなぁ……」と感じました。

まだまだ工場見学は始まったばかり。
この後何回か続きます。

というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。

よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。

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