製糸場の絶景過ぎる立地~グンマー秘境編その16
そうだ、秘境、行こう。
そんなワケの分からない理由から始まった日帰り旅の第16回でございます。
富岡製糸場の見学はまだまだ続いております。
工場棟のさらに奥側に進んでいきますが。
ちょっと妙な建物……倉庫なんですけど、見つけました。
これです。
コレどう考えてもここに出入り口あったっしょ……。
建物の形状的に、元々は蔵だったと思うんですが、蔵だと多分外装は漆喰。
外装が石積みに変更された段階で、ここの扉は封鎖されたような気がしています。
ここのさらに奥には……。
診療所も完備でございます。
怪我しても病気なっても安心です。
その反対側には……
右側の木造部分が従業員の寄宿舎で、左側のレンガ造りの部分が首長館。
首長館とは、言ってみれば宿所付きの工場長室といったところでしょうか。
寄宿舎の裏側は南側を向いていて、陽当たりはすごく良いですね。
ここの建物の目の前は大きくオープンスペースになっているので、遮るものもありませんし。
さらに、この寄宿舎裏のオープンスペース(大広場)のさらに端っこに行ってみたらここ、とんでもない立地でしたね。
鏑川の北岸の台地の端っこなのでした。
南岸との高低差で、凄くわかりやすい典型的な河岸段丘の上に、この工場は立地しているのでした。
鉄道や道路交通が今のように発達してなくても、その気になればいつでも鏑川の水運が使える絶好の位置。
ちょっと高低差が大変ですが、このぐらいならなんとかならなくもないでしょう。
河岸段丘の台地側なので、地盤もしっかりしていますし。
良い景色ですね~……。
もうちょっとだけ工場内の見学は続きます。
というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。
よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。