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味わい深い下仁田駅の風景~グンマー秘境編その19

そうだ、秘境、行こう。

そんなワケの分からない理由から始まった日帰り旅の第19回でございます。

富岡製糸場の見学を終えて、富岡からさらに足を伸ばして下仁田へやって来ました。

来た道を眺めてみます。

線路の先の正面にひと山あって。
富岡の辺りから、そこをすり抜けてきた感じです。

何本もの側線が一気にひとつにまとまって
奥の踏切を越えると結構な下り勾配の山道が続きます。

こういう線路って、絵になりますねぇ……。
地方路線の拠点駅から線路のまとまっていく様子を眺めるのは結構好きな絵面です。
……って、前にも言った気がするな。

今度は終端側を写します。

終端側はホームが線路終端ギリギリまで一緒に伸びていて、右側に折れるとその向こうに改札口があります。
こうして見ると、そのまま改札口まで段差なくバリアフリーっぽく見えるのですが、実はそうではないんですよねぇ……。
駅自体古いですから、まだそういう設計思想はなかった頃の建物なんで、仕方ないですが。

ホーム右側はこんな感じ。

結構奥は駅舎ギリギリまで線路が来ていますね。
ホームに接する線路の1線は、少し駅の基礎が切れ込む感じで奥まで入り込んでる感じです。
ホームから右に折れて駅舎の方に通じる通路のギリギリまで来ています。
……ところで、改札内に何台か自転車が置いてあるんですが……。
あれ、何に使ってるんだろ?
そんな感じに、駅の中をキョロキョロ見ていたら、どうも駅員さんを待たせてしまっていたらしく、ヤバいと思って急いで一旦改札を出ました。
改札を出て、今度は駅舎の中を見ることにしました。

木造の古い駅舎ですが、とても綺麗で保存状態は良好です。

木造のこの手の駅舎って、それこそ100年近く使い続けている……なんてところも多いですが、手入れが良いと鉄筋コンクリートの駅舎よりも全然持つんですよね……。
半世紀過ぎてくると、コンクリ駅舎は余程手入れを念入りにして、改装を重ねたりしていないとだいぶヤバい感じが出てきてしまうのですが。
木造駅舎は古くてもその古さが味になって、とても良い雰囲気を楽しめます。
ぐるっと駅の中を見渡してみましょう。

ここだけゆっくりとした時間が流れているみたいですね。
そこそこ本数も確保されていますね。

高崎駅から約1時間ちょっとかかりますが、電車の本数はそこそこ確保されています。
案外訪問しやすくなっていますので、ちょっと懐かしい空気に触れてみたくなったら訪れてみるのはいかがでしょうか?

駅の出口側を。
待合室の明かりが昼間は消えていて少し暗いですが、それがむしろ良い
訪問時はちょうど松本零士先生の訃報があった直後で、こんな掲示が。

とりあえず、帰りの電車まで約1時間くらいかな?
あまり時間に余裕もないですので、下仁田駅の周辺をちょっとあちこち見て回りましょう。
まずは、駅前から。

というわけで、今日のところはこの辺で。
続きはまた。

よろしければ、この先もお付き合いくださいませ。

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