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16.論文模試後の勉強方法(清水さんver.)

今回は清水さんに論文模試後の学習方法について伺いました。


論文模試後の勉強方法について

はじめに

全国論文模試を受けられた受講生の皆さんお疲れ様でした。
3日間の長丁場だったと思うのでまずはゆっくり身体を休めていただければと思います。

ここからは本試験までのあと3ヶ月で私が実践していた勉強方法をお伝えできればと思います。

①模試後すぐに行っていたこと

私は模試の結果がわかったら各科目の講師の方のところに相談に伺っていました。

相談内容としては
①想定していた採点結果と実際の採点結果で乖離が大きかった解答についての理由

②この成績で今後どのように勉強を進めていくべきかの大きく分けて2点を伺っていました。

①については記述が多い企業法・財務理論・監査論で特に必要なアクションかと思います。

②については苦手科目や模試で大きく凹んだ科目について特に重要なアクションだと思います。

全ての科目の講師の方のところに伺うのも大変なのでこういった視点で優先順位をつけて伺うのも1つの方法だと思います。

②各科目の勉強方法

ここからは私がこの時期にやっていた勉強方法を各科目ごとにご紹介できればと思います。これはあくまで一例ですので、お近くの講師の方やチューターにご相談いただければと思います。

・監査論

監査論についてはまずはテキストの読み込みを最優先にしていました。

特に監査論はテキストの内容を体系的に頭の中で整理しておく必要があります。

その整理の方法もただ暗記するのではなくて、テキストの内容を想起できるようにしておくことが重要だと思います。

例えば、今、読んでいるテキストのこのページは監査手続のどの場面に該当して、こんな趣旨・理由からこの手続が要求されていて、それは基準集のどこに書いてあるのかが大まかに思い浮かべることができたら理想的だと思います。

この状態に持っていくためにはテキストの読み方を工夫する必要があると思います。

私の場合は、テキストの表題だけを見て、まずどんな内容が記載されているかを大まかに想起していました。

それでその後、答え合わせをするような感覚で何が想起できていて何が想起できていなかったかをテキストで確認していました。

これも全てのページでやると時間がかかり過ぎてしまうので濃淡をつけることが重要です。

例えば、これは基準集に書いてあるなとわかっていれば、大まかにどんなことが書いてあるかを確認するだけで細かく暗記することはしていませんでした。

こうすることで暗記量とかかる時間はだいぶ減るはずです。

・租税法

租税法は理論と計算に分けられます。

理論をどこまでやるのかは受講生の皆さんの状況によって大きく異なると思います。

私の場合は、論文過年度である程度の余裕はあったのでしっかり点数を取りに行っていました。

それを念頭に置いて読んでいただければ幸いです。

まず東海林講師の論文対策講義が理論を学習するにあたって非常に参考になりました。

まだご覧になられていない受講生の方で理論の学習に苦戦している方には受講をお勧めします。

また自習室の行き帰りで条文のまとめ集を読み込んでいました。
短時間で問題を解くために、どこに何が書いてあるのかを把握するためです。

次に計算についてですが、私はテキストの例題をベースに学習していました。

例題を解くことで試験範囲を網羅的かつ手早く復習することができます。

また実践形式の練習としてアクセス答練を解き直していました。

アクセス答練を解き直す時は短時間でいかに正確にできるのかに重点を置いていました。

比較的時間が足りなくなってしまう租税法の試験では非常に重要なスキルになってくると思います。


編集部山口より

非常に具体的で参考になると思います。
次回は、管理、財務の予定です!

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