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体が軽くなる「指」と「肘」の使い方

指圧や整体の仕事をしているので、肩こりや腰痛はもちろん、五十肩や膝痛などの施術を経験してきました。

あと、多いのが腱鞘炎など手首や指の痛みです。

これらは、腕や手の使いすぎが原因なので、手首や指の動きを良くするような施術を行うことで改善されます。

しかし、いくら施術をしても改善されないケースも多くあります。

それは、体の使い方を知らないケースです。

体の使い方を知らないために、体の構造に逆らうような使い方が習慣化され、結果、過度に腕や手に負担を強いてしまっているんです。

そうであれば、いくら施術を行なっても「焼石に水」

良くなるはずがありません。

ここで、体の構造に沿った基本的な使い方について書いていきたいと思います。

重いものを持ったり、動かす時の指の使い方

よく
「腰を落として」
とか
「脇を締めて」
とか言われます。

これらは、重いものを持ったり、動かす時の代表的な体の使い方なので、知っている方も多いと思います。

ですが、指の使い方が大切だということは知られていないと思います。

ここで、重い物を持ったり、動かしたりする時の指の使い方をお伝えいたします。

簡単です。

『小指と薬指で持つ』

ただ、それだけです。

そうすると不思議と楽に持ち上げたり、動かしたりすることができます。

毎日の買い物カゴなども、掌全体で握るのではなく小指と薬指に引っ掛けるようにするだけで楽に持つことができます。

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その理由は、小指と薬指だけで持とうとすれば、自然に脇が締まるからです。

さらに、脇が締まれば腕だけを伸ばせなくなるので、低いものを取ろうとする時も自然と膝を曲げて腰を落とす姿勢を取ります。

結果として、自然と脇が締まり、腰を落とす体の構造に沿った動きをすることができるようになります。

腰や腕が楽になるのでお試しください!

細かい作業を行う時の肘の使い方

では、細かい作業を行う時には、どの指が使われるでしょう?

それは、
 ・親指
 ・人差し指
 ・中指
です。

例えば、鉛筆にしても、お箸にしても、ハサミにしても、包丁にしても、親指と人差し指と中指の3本の指で握るので、意識する必要はありません。

ただ、親指と人差し指、中指を使う作業を行う時に大切なことがあります。

それは、『肘を開く』ことです。

肘を開かずに脇を締めながら作業し続けてしまうと腱鞘炎になっていまいます。

なぜかと言いますと、脇が締まったままだと、腕の動きが制限されてしまい、手首しか動かせなくなり、手首に過剰な負担がかかってしまうからです。

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なので、肘を開く必要があるんです。

肘を開くことで、肩甲骨と肩関節、肘関節、手首の関節を連動させて使うことができるため、指を自由自在に動かすことができます。

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なので、手首を楽に動かせるようになり、手首や指を痛めないばかりか作業効率も格段に上げることができるようになります。

手首の痛みでお悩みの方、ぜひ、お試しください!


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