注意と快苦と反復によって、身に付いたものを固定できる。│ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!⑬
第二巻 観念について
第一〇章 把持について
注意と反復は、記憶になにかの観念を固定することを大いに助ける。が、まず自然にもっとも深く、もっとも永続的に印発される観念は、快苦に伴われた観念である。
感覚を得られるように注意する。
「上手くいった!」という快感を得たり、「上手くいかなかった…」という苦しみを得たりする。
微調整をしつつ、繰り返し練習する。
このように、「注意」「快苦」「反復」によって技術は身に付いていきます。
この3つのうち、注意と反復は、自分の意志が必要です。
やることもできるし、サボることもできます。
一方、快苦は受動的で、卓球をやる上で常にに感じるものです。
拒否権はありません。
上手くいっていないときはほとんどが「苦」であり、上手くいくと「快」が多くなります。
つまり、「快」を増やすためには、注意と反復をしっかりやらないといけません。
これをサボってしまうと、「苦」ばかりになります。
「楽」を求めると、その先には「苦」しか無いのです。
「卓球をするのが苦しい…」
と言う人は、注意と反復ができていません。
反復は大体やっているでしょうから、必要なのは「注意」の方でしょうか。
最近よく言われる「PDCA」みたいに、
「注意・快苦・反復」
によって、成果は表れます。
「CKH」を鬼回ししてください。
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