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苦手を克服しよう(前編)

あなたにとって苦手なものは何かありますか?ちなみに僕は人前で喋ることが苦手です。基本人見知りなので、そもそものコミュニケーションが苦手と言ってもいいかもしれません。今回はそんな苦手の正体を暴き、それと向き合う方法についてを書きました。

苦手の正体

まず、ここで言っている苦手の定義は
「改善や克服をしたいと思っている不得意なもの」です。

「改善や克服をしたい」がポイントですね。
苦手でも自分が生きていく道において
不必要であれば
それは別に一生苦手でも損しません。

なのでまず前提として
苦手なことは
全て克服しなきゃいけない
という事ではありません。

ここからのお話は
あなたが今改善や克服したいと思っている
苦手な物事を
思い浮かべながらお読みください。

苦手とは
「体験した量が少ない」と言い換えることができます。

もちろん生まれ持っての苦手とか
どうしても肌に合わないみたいなものもあると思いますが
多くは
シンプルにそれをやった数が少ない
という理由がほとんどです。

だから
苦手なものを克服する1番の方法は
チャレンジをすることです。
1回より10回やった方がうまくなっているし
10回より100回やった方がうまくなっているはずです。

苦手のなものを克服するには
質より量。
とにかくチャレンジし続けることが大事なのです。

スピードの問題

ただ、チャレンジし続けるには
人それぞれのスピード感というものがあります。
乗用車のエンジンを搭載しているのに
新幹線並みのスピードで苦手なものにチャレンジしていくと
確実に故障しますよね。

だから
自分に合ったスピード感を知って
そのペースでチャレンジしていくというのも大事です。

次から次へと
どんどん行動出来るタイプもいれば
1つのことにじっくり時間をかけるタイプもいますよね。

これはタイプの問題なので
どちらが良いとか悪いという話ではありません。

まずは自分を知らなきゃいけないね
というお話です。

強度の問題

そしてスピードだけじゃなく
どれくらいの苦手と対峙するのかという
強度選択の仕方も重要になってきます。

「学習領域」と「危険領域」という言葉あります。

「学習領域」とは
ちょうどよい強度のチャレンジをする領域です。
脳内では楽しいという感情を引き起こす
幸福物質であるドーパミンが出ます。

このドーパミンは
新しいことを学習することをサポートする学習物質でもあります。

このドーパミンが分泌されると
集中力が高まり
やる気も高まり
記憶力が高まり
学習機能全体が高まるそうです。
その結果、効率的な学習が行われて
自己成長に繋がります。

しかしあまりにも無謀なことや
難易度の高い課題に挑戦すると
学習領域ではなく「危険領域」に突入してしまいます。

ここではノルアドレナリンが過剰に分泌し
不安や恐怖が高まり
やめたい、逃げ出したいという思いが強い状態になるそうです。

ですから
苦手と上手に向き合うためには
「ちょっと難しい」とか
「ちょっとめんどくさい」というものに
チャレンジしていき
学習領域内で成長をしていくことが重要です。

いきなり富士山を登るのではなく
まずは高尾山からということですね。


ヨガはセルフコントロール

こういった自分のスピード感の把握や
自分に合った強度設定をするといったような
セルフコントロール技術は
ヨガの専門分野です。

正しくヨガをやっていくと
自分のちょうどよいスピード感を知ることが出来
なおかつ苦手なものと向き合い続けて
成長し続けられるような頑張り具合を身につけることが出来ますね。

つづく

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