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ヨガは理解しちゃダメ①

ヨガ哲学の大元

ヨガは
学べば学ぶほど
理解し難い世界に入っていきます。

例えば
ヨガ経典の大元である
『ウパニシャッド』という文献のメッセージを
一言で表すならば
「Tat Tvam asi」という言葉にまとめられます。
これは「あなたはそれだ」という意味です。
・・・これ、意味わかります??
全くわかりませんよね。
このように理解し難い格言が
たくさんあるので
「ヨガ哲学は難しい」と言われるのです。


理解しようとしちゃダメ

そもそも
ヨガの思想や哲学は
理解しようとしちゃダメなのです。

なぜなら
ヨガの教えは
理解を超えた領域で
メッセージを訴えかけているからです。

そもそも
ヨガ哲学では
人間は5つの鞘(次元・世界観)で出来ていると考えられていて
知性を司る「理智鞘」の先には
「歓喜鞘」という次元・世界観があるとされています。

歓喜鞘とは
「ある」とか「ない」という次元を超えた
つまり
理屈を超えた領域で
人間の魂に最も近いレベルの領域だとされています。

理智鞘・・・理屈で処理できる領域
歓喜鞘・・・理屈を超えた領域

ヨガの思想や哲学は
ギリギリまでは理屈で処理できますが
その先の教えは
理屈では処理出来ない
超感覚的な領域になっていくのです。

つづく

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