僕にとってのTABIPPO
TABIPPO学生支部はBackpackFESTAという旅のイベントを毎年開催している。
イベントの企画、運営を行っているのだが、今回注視したいのは無茶苦茶な集客のやり方である。
株式会社TABIPPOの下に学生支部があり、予算のことを考慮しながらイベントを開催をしなければならないのだが、そのせいでどう考えても学生の手では難しい程の集客人数を提示され、学生支部に所属している大学生は集客数値を伸ばすために毎日のストーリーの拡散の数々、身近な友達はもちろん、関わりの薄いフォロワーへのDM送信、更には高校、中学の話したことがあるかないかくらいの関係の人へまでイベント勧誘のメッセージを送っている。
集客に関する知識ややり方を会社から教えてくれるわけでもなく、片っ端からひたすら声を掛けまくる。
友達が多い学生や友達に声を掛けるのが苦でない学生ならば、集客にもやり甲斐を感じたり、優越感があったりするのかもしれない。
しかし、集客が苦手なメンバーももちろんいる。旅が好き、旅好きの友達が欲しいといった理由で所属しているメンバーが大半である。集客をしなければならない学生団体であるとは知らずに所属し、仲の良い友達が増え、、なかなか辞めたくても辞められないというような、、。
集客の数値が伸びず、集客をなかなかしてくれないメンバーに対し、強制力を持たせたzoom参加、毎日提示される集客ミッション。
集客戦略チームによる支部全員へ向けた痛烈なLINE 。(喝を入れるという名目で、代表、副代表、集客を引っ張るメンバーによる、ただの集客に対しての施しようが無くなったための最後の手段らしい)の制作&談笑しながらの推敲作業。これをみんなに送ることで少しでもやる気になってくれればといった気持ちかららしいが。
なかなか集客数値が伸びず、LINEの全体グルやミーティングの参加をしないでいると、代表、副代表、集客戦略チームのメンバーからの様子見の個人LINEが送られてくる。返信が億劫になっていると、電話しようと言われる。
挙げ句の果てには「最後はやるかやらないかは自分次第だ。」と支部にいづらい雰囲気を醸し出され、除け者にされたような感じで接さられる。
無理矢理にでも友達を勧誘するやり方、ただのボランティアでやっている学生にとってはキツすぎる。辞めたくてもイベント運営で与えられてしまった自分の役割を放棄することもできず。
「自分たちのイベントに友達を呼びたいと思わないのか」そう言われ、、、。
「若者に旅を広めたい」「旅の魅力を知って欲しい」ビジョンはとても素晴らしいと思うのだが、そのためのやり方には感じるところがある。集客「ダン」(1人集客完了の意)で満足感を満たされたり、承認欲求を満たされたりする組織。精神科に次々に通う代表たち。
無理やりにでも声をかけて友達がチケットを買ってくれた=旅が広まったという認識でみんなで喜びあっている組織。低レベルだとすら感じてしまう。活動のやりがいの感じ方が異質である。
さらにTwitterで #学生支部のホンネ と検索してみると面白い。メンバーに対する依存度の高さ、酔いしれているのがよく分かり、とてつもなく面白い。
また、「寝ずに頑張っている」これを美徳としているような、ツイートの数々。
出演してもらうゲストを呼び捨てで呼んで宣伝しまくり、なんとも作法への理解がない投稿。それを気にも留めない周りのスタッフやTABIPPOの社員。この常識の無さは本当にあり得ないと感じる。
【最後に】
メンバーとして、見る側としての両方の立場を経験した僕にとってはこのイベントに対して穿った見方をしてしまう。
イベントにそんな先入観を持って参加してもらわないためにももう少しやり方を変えていくべきではないかと伝えたい。
#イベント運営側のあるべき姿とは
大学生が友達を減らしながらも必死で集客をしているイベントです。
↓興味のある方は下のリンクからどうぞ。
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