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奄美大島旅で最高の夏

7月末、2泊3日で奄美大島に行ってきた。

島が好きなので離島にはよく行くけれど、南国の島はいつぶりだろう。海は好きだけど、水着を着るのはあんまり気乗りしないし、泳ぐのも苦手だからか、ここ数年は海より山へ出かけることが多かったように思う。

それで今回は、たまには海に行こう!と思い立ち、初めての奄美大島への旅を決めたのだった。


1日目 ビーチサンダルとサンセットと島料理

さて、奄美大島までどうやって行こうか。
松山から鹿児島の飛行機は夜の1便しかないので、行きしは那覇経由で沖縄そばを食べてから、奄美大島に15時頃到着。

那覇からの飛行機は人が少なかったせいか、空港はいい意味でがらんとしていて、島に来たんだなあ、と実感する。

空港から中心地の名瀬まではレンタカーで1時間くらい。1日目はこのあたりのホテルにお世話になる。

チェックインしてから、歩いてまず向かったのは「1016(トイロ)」さん。好きな色の組み合わせでビーチサンダルを作ってくれるお店。

青系で悩んでいたら、店主のお姉さんが「このターコイズの色は奄美ブルーの青と似てるので人気がありますね」って教えてくれて、そんなん言われたら奄美ブルーの青に決定。
鼻緒は夫とおそろいで白にして、かわいい組み合わせでもう既にお気に入り。

ビーチサンダル持ってなかったから、現地で買うことにして良かった。選んで買った思い出とともに、いいお土産になって嬉しい。

これで海に行く準備万端。

早速ホテルから車で20分くらいの大浜海浜公園へ。お目当てはサンセット。

早速、大活躍のビーチサンダル

日の入りは19時過ぎくらいの予定だったけど、18時くらいにはもう着いた。まだ人は少ない。
波打ち際でときどき遊びながら、少しずつ日が落ちて行く様子をずっとぼーっと見ていた。綺麗だったなあ。

日が落ちる頃にはサンセットを観に来た人がたくさん増えていた。

ホテルに戻って少し休憩してから、夜ご飯を食べに「屋仁川通り」へ。飲食店がずらーっと建ち並ぶ繁華街で提灯もいい雰囲気だしてる。

やまほどお店があるので、ここで頼りにしたのは、行きしのJALの飛行機で貰った手書きの観光マップ。おすすめのご飯屋さんが少しだけ書いてあって、そこに書いてあった「喜多八」さんへ行ってみる。

人気店のようだけどもう20時頃だったからかすんなり入れた。島料理のお店で、メニューはその日のおまかせコースのみ。
何がでてくるかわからない楽しみというのもいいね。

前菜にパパイヤの漬物と島らっきょうと
なんだったか忘れたけど、おいしい汁もの

順番に料理がいっぱい出てきて、塩豚と島野菜、島豆腐の揚げ出し、酢味噌で食べるお刺身、油そうめんなどなど、どれも本当に美味しかった。

カウンター席だったから、お店の人ともたくさん話したのも楽しかった。おすすめのご飯やさんをたくさん教えてもらって、おかげで明日からの予定がいい感じに決まった。
雰囲気も良いお店だったなあ。

夕方到着だったけど、1日目からしっかり満喫。

2日目 マングローブと薬膳そばと奄美ブルー

朝ご飯はサンドイッチカフェ奄美でサンドイッチをテイクアウト。間違いなしでたまごサンドと、もうひとつ買ったカレーポテサラハムカツみたいなのがめっちゃ美味しかった。

10時からは黒潮の森マングローブパークで予約していた、マングローブカヌー。

満潮と干潮で行ける場所が変わるそうなのだけど、わたしたちの時間帯は満潮の時間だったから、マングローブの狭いトンネルの中へカヌーで進んでいけたのが面白かった。
そもそもマングローブって何なの?っていう説明もお兄さんがしてくれるし、順番に写真も撮ってくれた。

ちなみにマングローブとは、植物の名前ではなくて、熱帯や亜熱帯地域の河口などで満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物の総称で、つまりは森全体のこと。

1時間のコースだったけれど、自然のなかをぷかぷかのんびり自由に漕いで、充分楽しめた。

カヌーの後は、そこから近くの「つむぎ庵」さんへお昼ご飯。昨日の喜多八さんに教えてもらった薬膳そばのお店。
ちょうど開店の頃に入れたけど、次々とお客さんがやってきてすぐに満席になった。

薬膳かきあげ、黒豚なんこつなどがついたセット

奄美住用産の健康食材、シマ桑、シマアザミ、長命草を麺に練り込んだ薬膳そばは、風味も良くて涼しくて美味しかった〜。

その後は、これまた教えてもらった得田農園さんのかき氷を目指して行ったのだけど、臨時休業していたようで断念。

海沿いのドライブでは奄美のラジオFM77.7を流していたら、渋い島唄ばっかりで和んだ。

あとは奄美のスーパー、ザ・ビッグでお土産を買ったりアイスを食べたり寄り道しながら、2日目は龍郷町のホテルにチェックイン。
ビーチが目の前にあるホテルを選んだので、部屋で着替えていざ海へ!

この日のために買ったシュノーケルで海の中を覗いてみると、よく見える〜!足が届く範囲の浅瀬だけでも魚が見れたし、やっぱり綺麗な海はテンション上がる。

人も全然いないから貸切ビーチ

海の側のホテルで良かったことは、夜ご飯を食べた後にちょっとお散歩で海までおりてみると、満天の星空が観れたこと。

今までみた星空の中で1番空が広かった。360度満天の星空だったのは初めてで綺麗だったなあ。静かに波の音がするのもいい。

3日目 土盛海岸とあやまる岬、と鶏飯

最終日はまだ食べれていない名物の鶏飯(けいはん)を食べたい!それをメインにして、昼過ぎの飛行機で帰るプランになりそうだ。

でもその前に、奄美大島で1番美しいと言われる土盛海岸へ行く。時間が限られているし着替えもめんどうなことを考えると、海に入らないつもりでやって来た。

木々のあいだの道を抜けていくと、そこには絶景の海!昨日の海とはまた全然違うほど濃い青が綺麗で、なにこれ最高のビーチやん。

これはやっぱり海に入りたいかも、どうしよう、みるだけなんてそれはもったいない!ということで、結局車で着替えて海にレッツゴー。

浅瀬に岩場がたくさんあって、そこにはカクレクマノミやエンゼルフィッシュ、知っている小さい魚から細長い魚、大きい魚まで、たくさん綺麗な魚が泳いでいて水族館のようだった!

これは絶対入って良かったね、と大満足。
砂浜にも小さいヤドカリがいっぱいいたり、綺麗な貝殻を探したりして思う存分楽しんだ。

それから車で5分のあやまる岬に行く。
シャワーがあるので着替えて、お土産やカフェもあって、マンゴーフロートでちょっと休憩。

海が見える展望台もある

海を堪能しすぎて鶏飯を食べる時間はなくなっちゃったから、お土産に鶏飯を買って帰ろう。

そのときの気分で行動するのもまた旅の良さ。

もっとゆっくりしていたかったけれど、お昼過ぎの飛行機で奄美大島バイバイ〜。

ああ、奄美大島めっちゃ良かったなあ。
1番楽しんだのはやっぱり海だけど、マングローブカヌーも星空も島料理も全部満喫して、最高の夏になりました。

あ、ちなみに食べれなかった鶏飯は、帰りの鹿児島空港にある食堂で無事に食べることができた。

でもまた家で鶏飯を食べて、大好きになった奄美大島を感じよう。

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