生ハムメロンについての考察
生ハムメロン"Prociutto e melone"又は"Melón con jamón"
今日は梅雨の晴れ間とまでは言えなくても、ここ何日か振り続き明日からもまた雨の予報の中では良い一日では無かっただろうか。
そんな事もあり、少し前に頂いて消費しなければ感が強かったメロンを使いタパス風の夕食にした。
料理が面倒な季節にタパスは良い。
生ハムメロンの発祥はイタリア・トスカーナらしいがスペインでも人気の前菜だ。
実際にイタリアのキャンティ地区で初めて食べた時、皿いっぱいに敷き詰められた生ハムの上にかなりしょぼめのメロンが3切れほど無造作に置いてあり衝撃を受けた。
比率で言えば生ハム10に対してメロンが3くらい。
もちろん巻いてなんか無い。(後で知ったけど、普通は巻いてあるらしい)
衝撃を受けた理由としては、昔々、結婚式や気張って行ったフランス料理店(今考えると何故フレンチなのか?)の前菜として、綺麗なお皿に一切れだけ小さくちょこんと置かれていた思い出があるからだ。
今考えれば、日本の様に香り高く甘いメロンなんてそうそう無いと思う。
あの薄い香りと優しい甘さの瓜の様なメロンだからこそ、美味しい生ハムを引き立てるのでは無いだろうか。
豊橋市周辺の渥美半島エリアは、実はメロンの産地でもある。
今でこそ高級なマスクメロンもあるが、子供の頃は安めの瓜の様なメロンばかりで正直嫌いな食べ物の一つだった。
今でも貰えるメロンはそういったメロンが多いが、大人になった私は仄かに甘くさっぱりとした味で単体でもお料理に使っても美味しい事を知った。
特に生ハムとの相性は最高だ。
いつもありがとう。
ご馳走様。
でも、たまには高級なメロンも貰えたら喜ぶよ。
生ハムメロンの材料
イエローキングやプリンスメロンなど 1/2個
プロシュート又はハモンセラーノ 適宜
お好みでオリーブ油 適宜
生ハムメロンの作り方
食べやすい大きさに切ったメロンに生ハムを重ねて、串で刺す。
お好みでオリーブ油を垂らす。
スペインのサン・セバスティアンにて
夫。
自分の写真は嫌いだが、他人の写真をこっそり撮りたがるタイプ。
サンセバは1人で、夫と、友人とと3回行った好きな街の一つ。
旧市街の入り口。
左手にカジノがあるけど、入った事は無い。
圧巻の生ハム。
そりゃ美味いだろ。
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